特許
J-GLOBAL ID:200903002385788450
車両用左右駆動力配分装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-063670
公開番号(公開出願番号):特開平11-254991
出願日: 1998年03月13日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】左右方向の寸法をコンパクトに実現し、車載性に優れ、部品点数、種類も少なく小型・軽量で、従来の差動装置と装着互換性を有し、製造コスト上有利で、バイパストルクの調整・設定も容易で制御精度が高く耐久・信頼性に優れる車両用駆動力配分装置を提供する。【解決手段】左右駆動力配分装置7(12)は、ベベルギヤによる差動機構部44を備え、ディファレンシャルケース51に第1,第2の歯車58,59を固定し、右ドライブ軸17に第3,4の歯車60,61を固定する。これら同一回転軸芯上の歯車と噛合する第5〜8の歯車63〜66を上記回転軸芯と平行な同一回転軸芯上に配設し、各歯車列のギヤ比を0.9,1.0,0.9,1.0に設定する。第5の歯車63と第8の歯車66は第1の油圧多板クラッチ78で、第6の歯車64と第7の歯車65は第2の油圧多板クラッチ74で連結自在に構成する。そして油圧多板クラッチ78,74を連結制御し、駆動力を左右輪間で配分制御する。
請求項(抜粋):
エンジンからの駆動力をディファレンシャルケースに伝達し、該ディファレンシャルケース内部に配設した歯車機構により左右輪間の差動を行う差動機構部を備え、上記ディファレンシャルケース、或いは、左右輪への出力軸の一方に、第1の回転部材に対し第1の回転速度を発生させる第1の歯車と、第2の回転部材に対し上記第1の回転速度とは異なる第2の回転速度を発生させる第2の歯車とを固設し、左右輪への出力軸の他方に第3の回転部材に対し上記第1の回転速度を発生させる第3の歯車と、第4の回転部材に対し上記第2の回転速度を発生させる第4の歯車とを固設し、上記第1ないし第4の回転部材を上記両出力軸の回転軸芯と平行な同一回転軸芯上に配設すると共に、上記第1の回転部材と上記第4の回転部材との間の伝達容量を可変とする第1のクラッチと、上記第2の回転部材と上記第3の回転部材との間の伝達容量を可変とする第2のクラッチを上記各回転部材の回転軸芯上に配設したことを特徴とする車両用左右駆動力配分装置。
IPC (3件):
B60K 23/04
, F16D 25/14 640
, F16H 48/30
FI (3件):
B60K 23/04 E
, F16D 25/14 640 M
, F16H 1/445
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