特許
J-GLOBAL ID:200903002388610415

インク受容層形成用組成物及びこれを用いたインク受容性被記録材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 勝広 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-035768
公開番号(公開出願番号):特開平9-208853
出願日: 1996年01月31日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】 水系インクの受容性を持たない各種の基材に対し、密着性、塗布適性、塗膜の耐久性、塗膜の耐水性、画像の耐水性及び擦過性等を満足し得るインク受容層を形成することが可能な、特にインクジェット記録方式に好適に用いられるインク受容層形成用組成物、該組成物を用いた被記録材を提供すること。【解決手段】 1分子中に2個以上のアクリロイル基と1個以上のカチオン基を有する重合性のカチオン性ポリアクリロイル化合物と、共重合体中にアクリルアミド系モノマーと、側鎖にエチレングリコール鎖を有するアクリル酸エステルモノマーと、アクリル酸アルキルエステルモノマーとが含有された水不溶性で親水性のアクリル重合体とが含有された組成物からなり、該組成物を基材上に塗布したて重合させた固体層をインク受容層するインク受容層形成用組成物。
請求項(抜粋):
1分子中に2個以上のアクリロイル基と1個以上のカチオン基を有する下記一般式(化1)及び/又は(化2)で表される重合性のカチオン性ポリアクリロイル化合物(a)と、共重合体中に下記に挙げる(1)〜(3)の成分が含有された水不溶性で親水性のアクリル重合体(b)とを含有する組成物からなり、該組成物を基材上に塗布した後に重合させて固体層からなる塗布膜を形成し、該塗布膜をインク受容層として使用することを特徴とするインク受容層形成用組成物。【化1】[一般式(化1)又は(化2)中、Z1及びZ2は、脂肪族多価アルコールの脂肪族残基を表わす。R1〜R7はエチレンオキシド鎖を表わす。又、一般式(化1)中のR1〜R4のエチレンオキシド鎖の数の合計は9〜50であり、一般式(化2)中のR5〜R7のエチレンオキシド鎖の数の合計は9〜50である。Kは、末端がカチオン性の下記式(a)〜(e)から選ばれる原子団を表わす。【化2】(上記式(a)〜(e)中、カチオン基のカウンタイオンは、塩素イオン、硫酸イオン、酢酸イオン、及び乳酸イオン等の通常の酸の残基である。)又、一般式(化1)又は(化2)中のAは(メタ)アクリル酸エステルの残基であり、下記式(f)或いは(g)を含む原子団を表わす。CH2=CHCOO (f)CH2=C(CH3)COO- (g)又、Xは、上記式(a)〜(g)から選ばれるいずれかの原子団である。](1)アクリルアミド系モノマーを20〜60重量%(2)側鎖にエチレングリコール鎖を有するアクリル酸エステルモノマーを10〜35重量%(3)アクリル酸アルキルエステルモノマーを15〜40重量%
IPC (6件):
C09D 4/06 PDR ,  B05D 5/04 ,  B41M 5/00 ,  D06P 5/00 111 ,  D21H 19/24 ,  D21H 27/00
FI (9件):
C09D 4/06 PDR ,  B05D 5/04 ,  B41M 5/00 B ,  D06P 5/00 111 A ,  D21H 1/34 M ,  D21H 1/34 J ,  D21H 5/00 Z ,  C09D 4/06 PDW ,  C09D133/06

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