特許
J-GLOBAL ID:200903002389697638

エンジン始動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-153568
公開番号(公開出願番号):特開平5-001649
出願日: 1991年06月26日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】 リングギアとの噛み合い時にピニオンが受ける回転方向の衝撃力を、通常トルクの伝達を損なうことなく吸収できるエンジン始動装置の提供。【構成】 リング体3の円盤部331とスラストチューブ2のフランジ状部21との間に介装されるゴム6の、リング体3- スラストチューブ2間に付与する摩擦力を、筒状カラー4の前部43とリング体3の円盤部331との間に介装されるゴム5の、筒状カラー4- リング体3間に付与する摩擦力より小さくなるように設定した。
請求項(抜粋):
始動電動機と、外周の一部にヘリカルスプラインを備えるとともに前記始動電動機により回転駆動されるシャフトと、該シャフトに滑動自在に外嵌された慣性飛込ピニオン機構とを備えたエンジン始動装置において、前記慣性飛込ピニオン機構は、前記ヘリカルスプラインに噛み合うスプラインが内周に設けられるとともに、径方向に延出するフランジ状部を外周に有するスラストチューブと、飛込時にエンジン側のリングギアと噛み合うピニオンを形成した前方筒部、および径方向に延出した円盤部を有する後方筒部を備え、前記スラストチューブの前方位置で前記シャフトに嵌め込まれるリング体と、前記スラストチューブと一体に回動するように設けられ、前記リング体の円盤部の前方位置にて、前記シャフトに対して回動自在に配設された筒状カラーと、該筒状カラーの前部と前記リング体の円盤部との間に介装され、飛込時に、前記リングギアを駆動可能な摩擦力をこれら部材間に付与する第1弾性体と、前記リング体の円盤部と前記スラストチューブのフランジ状部との間に介装され、これら部材間に付与する摩擦力を、上記第1弾性体が付与する摩擦力より小さくなるように設定した第2弾性体とからなることを特徴とするエンジン始動装置。
IPC (2件):
F02N 15/02 ,  F02N 11/00

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