特許
J-GLOBAL ID:200903002395896618

ディジタル信号の電子透かし挿入システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-195548
公開番号(公開出願番号):特開2000-032406
出願日: 1998年07月10日
公開日(公表日): 2000年01月28日
要約:
【要約】【課題】非可逆圧縮による画像の劣化を考慮して電子透かしを挿入することで、ディジタル信号の品質劣化を抑えつつ、検出率を向上させる電子透かしシステムの提供。【解決手段】線形変換回路50でディジタル信号に対して線形変換が行われ、原信号変換係数を算出し原信号変換係数は量子化器51にて量子化され量子化値と量子化情報とが出力され、量子化値は逆量子化器53で逆量子化され逆量子化値が求まる。単位視覚/聴覚歪算出回路55では各原信号変換係数に対して単位視覚/聴覚歪を算出し、透かし信号発生回路54は、原信号変換係数と電子透かし情報と逆量子化値と量子化情報と単位視覚/聴覚歪と、から、透かし信号を算出し、その際、まず電子透かし挿入の目標信号を算出し、次に量子化値を修正するための透かし信号を算出し、透かし信号は加算器52において量子化値に加算され、加算結果は符号変換器56で符号列に変換される。
請求項(抜粋):
ディジタル信号を符号化すると共に電子透かしを挿入するシステムであって、前記ディジタル信号を周波数成分に投影する線形変換を行い原信号変換係数を出力する手段と、前記原信号変換係数を量子化し、量子化した値を透かし無し量子化値として出力するとともに、量子化情報を出力する手段と、前記透かし無し量子化値を逆量子化して透かし無し復号信号変換係数を出力する手段と、前記原信号変換係数から視覚/聴覚モデルに基づいて前記原信号変換係数のそれぞれに対応する単位視覚/聴覚歪を算出して出力する手段と、前記透かし無し復号信号変換係数と前記原信号変換係数と前記量子化情報と前記単位視覚/聴覚歪と電子透かし情報とから、目標信号を算出し、さらに、前記単位視覚/聴覚歪に基づいて、信号全体として視覚/聴覚的に歪が小さく、かつ電子透かしの検出率を高めるように、前記透かし無し量子化値を修正するような量子化値修正信号を、前記目標信号から決定し、これを透かし信号として出力する透かし信号発生手段と、前記透かし無し量子化値と前記透かし信号とを加算し、透かし入り量子化値を出力する手段と、前記透かし入り量子化値から符号列を生成して出力する手段とを含む、ことを特徴とする、ディジタル信号符号化電子透かし挿入システム。
IPC (5件):
H04N 7/08 ,  H04N 7/081 ,  G06T 1/00 ,  G09C 5/00 ,  H04N 1/387
FI (4件):
H04N 7/08 Z ,  G09C 5/00 ,  H04N 1/387 ,  G06F 15/66 B
Fターム (15件):
5B057BA29 ,  5B057CA16 ,  5B057CB18 ,  5B057CE08 ,  5B057CG03 ,  5B057CG05 ,  5B057CG07 ,  5C063AB03 ,  5C063AB05 ,  5C063CA07 ,  5C063CA09 ,  5C063DA13 ,  5C063DA20 ,  5C076AA14 ,  5C076BA06

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