特許
J-GLOBAL ID:200903002396071795

ワイパーリンクのボールジョイント構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-087697
公開番号(公開出願番号):特開平6-298046
出願日: 1993年04月15日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 ボールジョイントの連結作業性の向上と外れ防止との両立化を図る。【構成】 ワイパーリンク7に装着した樹脂製のボールリテーナ20を、ワイパーモータユニット4の駆動アーム6に隣接した表面側に小径の開口21と、反対の背面側に大径の開口22とをもつ略リング状に形成し、開口21の周縁にボールピン26の基軸部28に密接してグリース溜まり25を形成するシール部24を一体成形した。
請求項(抜粋):
ワイパーモータユニットの駆動アーム又はワイパーピボットの従動アームと、ワイパーリンクとの何れか一方の部材の端部にボールピンを軸支し、他方の部材の端部にボールピンのボール部を摺動自在に嵌合,抱持するボールリテーナを嵌着し、これらボールピンとボールリテーナとを嵌合して駆動アーム又は従動アームとワイパーリンクとを連結する構造において、前記ボールリテーナを、ボールピンを立設した部材と隣接した表面側と、その反対の背面側とにそれぞれ開口を持つ略リング状に形成し、ボールピンのボール部をこの背面側の開口から挿入して、表面側の開口で抜止めできるように、該背面側の開口を大径にし、かつ、表面側の開口を小径に形成すると共に、該表面側の開口周縁にボールピンの基軸部に密接して、該表面側の開口部周りにグリース溜まりを形成するシール部を一体成形したことを特徴とするワイパーリンクのボールジョイント構造。

前のページに戻る