特許
J-GLOBAL ID:200903002397124744

連続鋳造用鋳型内における溶鋼偏流制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-183539
公開番号(公開出願番号):特開平6-023503
出願日: 1992年07月10日
公開日(公表日): 1994年02月01日
要約:
【要約】【目的】 検知や解消が困難な左右の吐出流が周期的に強弱をくり返す第二の偏流パターンを、高精度で検知して制御する鋳型内偏流制御方法の提供。【構成】 鋳型内の浸漬ノズル両側に設けたレベル計センサー8で測定した溶鋼湯面レベル差を高速フーリエ変換し、変動成分を周波数毎に解析して、鋳型内の溶鋼偏流パターンや偏流程度を検出する。そして、浸漬ノズル2の吐出孔3に対向させ鋳型長辺に設置した二個の電磁ブレーキにより、両レベル計センサー8, 8間で、左右何れか一方の吐出流が強くなる偏流の場合は、吐出流の強い側により多くの電流を印加する。また、渦流センサー8, 8間で、左右の吐出流が周期的に強弱をくり返す偏流の場合は、偏流の左右吐出流強度が入れかわる周期に合わせ、吐出流の強い側により多くの電流が加わるよう電流を周期的に強弱して印加する。
請求項(抜粋):
連続鋳造設備における鋳型内の長手方向両端部であり、浸漬ノズルの両側に各一個、計二個のレベル計センサー(渦流センサー)を設置して、各々の溶鋼湯面レベルを測定し、次いで、鋳型内の長手方向両端部における湯面レベルの差を取り、この差を高速フーリエ変換し、変動成分を周波数毎に解析して、鋳型内での溶鋼偏流のパターンおよび偏流程度を検出し、次いで、浸漬ノズルにおける二個の吐出孔に対向させて、鋳型長辺に設置した二個の電磁ブレーキにより、前記両レベル計センサー間で左右何れか一方の吐出流が強くなる偏流の場合は、吐出流の強い側により多くの電流を印加し、前記二個の電磁ブレーキにより、前記両レベル計センサー間で左右の吐出流が周期的に強弱をくり返す偏流の場合は、偏流の左右吐出流強度が入れかわる周期に合わせ、吐出流の強い側により多くの電流が加わるように、電流を周期的に強弱して印加することを特徴とする連続鋳造鋳型内の溶鋼偏流制御方法。
IPC (3件):
B22D 11/18 ,  B22D 11/10 ,  B22D 11/16 104
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-294053
  • 特公平3-050616

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