特許
J-GLOBAL ID:200903002399515546

無杼織機における緯糸選択装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-031117
公開番号(公開出願番号):特開平8-226047
出願日: 1995年02月20日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【目的】 複数の給糸ボビンに連なる緯糸の端部を捨て耳で把持せずに、所望の緯糸の選択を可能とする。【構成】 緯糸供給側に複数の緯糸選択レバー6a等が揺動可能に設けられ、その先端に把持装置7a等が装備されている。把持装置7a等は複数の給糸ボビンから引き出され、経糸開口と対応する位置に配置されたヤーンガイド2に挿通された緯糸Y1 等の端部を把持する。緯糸選択レバー6a等は把持装置7a等に端部が把持されてヤーンガイド2に連なる緯糸を緯入れ時にレピアヘッド4bが把持可能な作用位置と、レピアと係合不能な待機位置とに移動される。作用位置において係止部13c が規制バー26に当接し、その状態から緯糸選択レバー6a等が下降すると、把持装置7a等は緯糸を解放する。スレイ上に立設されたガイド部材9は緯入れされた緯糸を作用位置に配置された把持装置7a等と対応する位置へ案内する。
請求項(抜粋):
緯糸搬送体で給糸ボビンに連なる緯糸を把持して経糸開口内に緯入れする無杼織機において、複数の給糸ボビンから引き出された各緯糸をそれぞれガイドすると共に、少なくとも緯入れ時に緯糸供給側の緯入れ位置より後方において経糸開口の側方と対応する位置に配置されるヤーンガイドと、使用緯糸の最多本数に対応して緯糸供給側に設けられ、緯糸を把持解放可能な把持手段を備えた複数の緯糸選択レバーと、前記緯糸選択レバーを、前記把持手段に端部が把持されて前記ヤーンガイドに連なる緯糸を緯入れ時に緯糸搬送体が把持可能な作用位置と、前記緯糸が緯糸搬送体と係合不能な待機位置とに移動させる移動手段と、前記把持手段を所定のタイミングで作動させる把持手段作動手段と、緯入れされた緯糸を作用位置に配置された緯糸選択レバーの把持手段と対応する位置へ案内するガイド部材と、把持手段から織布に連なる緯糸を切断する切断手段とを備えた無杼織機における緯糸選択装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭50-005315
  • 特公昭50-005315

前のページに戻る