特許
J-GLOBAL ID:200903002400404770

トルクコンバータのロックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 由己男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-031721
公開番号(公開出願番号):特開2000-230625
出願日: 1999年02月09日
公開日(公表日): 2000年08月22日
要約:
【要約】【課題】 ピストン部材とダンパー機構とを備えたトルクコンバータのロックアップ装置においてダンパー機構の性能を向上させる。【解決手段】 トルクコンバータ1のロックアップ装置4は、第1ピストン43とダンパー機構44とピストン42とを備えている。第1ピストン43はフロントカバー2の摩擦面に近接して配置されている。ダンパー機構44は第1ピストン43とタービン11とを回転方向に弾性的に連結している。ピストン42は空間Cの圧変化によって空間C内を移動可能であり、第1ピストン43の入力フロントカバー摩擦面側と反対側に配置された環状の部材である。ピストン42はフロントカバー2に対して相対回転不能にかつ軸方向に移動可能に連結されている。ピストン42は内径ID2がダンパー機構44の外径より大きい。また、ピストン42はダンパー機構44の外周に配置されている。
請求項(抜粋):
内側に摩擦面を有するフロントカバーと、前記フロントカバーとともに流体室を構成するインペラーと、前記流体室内で前記インペラーに対向して配置され前記フロントカバーとの間に空間を形成しているタービンとを含むトルクコンバータに用いられる、前記空間内に配置され前記空間の圧変化によって前記フロントカバーと前記タービンを機械的に連結・連結解除するためのロックアップ装置であって、前記フロントカバー摩擦面に近接して配置されたプレート(43)と、前記プレートと前記タービンとを回転方向に弾性的に連結するための機構であり、前記プレートからトルクを入力されるドライブ部材と、前記タービンにトルクを出力するドリブン部材と、前記ドライブ部材と前記ドリブン部材とを回転方向に弾性的に連結するトーションスプリングとを有するダンパー機構(44)と、前記空間の圧変化によって前記空間内を移動可能であり、前記プレートの前記フロントカバー摩擦面側と反対側に配置された環状の部材であり、前記フロントカバーに対して相対回転不能にかつ軸方向に移動可能に連結され、内径が前記ダンパー機構の外径より大きく、前記ダンパー機構の外周に配置されたピストン(42)と、を備えたトルクコンバータのロックアップ装置。

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