特許
J-GLOBAL ID:200903002412161740

ハンドルとステアリング・コラム間の電気的接続装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-206341
公開番号(公開出願番号):特開平7-052806
出願日: 1993年08月20日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【目的】 ハンドルとステアリング・コラム間の電気的接続装置において、コストアップ、サイズアップなしにフラットケーブルの破断や損傷を防止する。【構成】 ステアリング・コラム側に固定されたハウジング2とその内部を回転する回転体1との間の環状の空間4内に、途中で折り返されたフラットケーブル6が収容されてなるハンドルとステアリング・コラム間の電気的接続装置において、フラットケーブル6に並列にフラットケーブル6より短い長さのリミットベルト5をコネクタ61, 62間に設け、このリミットベルト5をフラットケーブル6の折り返し位置6Aより手前の位置5Aで折り返してハウジング2の環状空間4に収容する。この結果、回転体1が左右一杯に回転した時に、リミットベルト5が先に全て解かれるので回転体1の回転が規制され、フラットケーブル6に過度の応力が作用せず、フラットケーブル6の破断や損傷が防止される。
請求項(抜粋):
ステアリング・コラムに固定されたハウジングに、ハンドル軸によって回転する回転部材が設けられ、この回転部材と前記ハウジングとの間の環状の空間には、一端が前記ハウジングに固着され、他端が前記回転部材に固着された可撓性を備えたフラットケーブルが、前記環状空間の特定の位置で折り返されて収容され、このフラットケーブルは、前記回転部材の一方への回転によって前記ハウジングの内周面に沿って巻かれ、他方への回転によって前記回転部材の外周部に沿って巻かれるように構成された、ハンドルとステアリング・コラム間の電気的接続装置において、一端が前記ハウジングに固定され、他端が前記回転部材に固定され、全長が前記フラットケーブルよりも短い可撓性を備えた帯状のリミットベルトを、前記フラットケーブルに重なるように前記ハウジングの内周面および前記回転部材の外周部に巻き付け、これを前記フラットケーブルの折り返し位置よりも手前の前記環状空間の特定の位置で折り返して前記環状の空間内に収容したことを特徴とするハンドルとステアリング・コラム間の電気的接続装置。
IPC (3件):
B62D 1/04 ,  B60R 16/02 ,  H01R 35/04

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