特許
J-GLOBAL ID:200903002422593169
超音波診断装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西山 春之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-129885
公開番号(公開出願番号):特開平5-300904
出願日: 1992年04月24日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【目的】 超音波診断装置において、電気信号により遅延時間を連続的に変化できる可変遅延回路を整相回路内の遅延回路として用いダイナミックフォーカスを可能とする。【構成】 整相回路内の遅延回路として電気信号Vc0〜Vcnにより静電容量が変化するキャパシタと固定抵抗とを組み合わせて成る遅延回路260〜26nを複数個多段に設けると共にこれらの各遅延回路260〜26nの間には探触子の各振動子素子からの受波信号I0〜Inを入力するタップT0〜Tnを設け、上記電気信号を制御することによりタップ間の各セクションの遅延時間を独立して連続的に変えるようにしたタップ付可変遅延回路17aを用い、かつ上記各振動子素子からの受波信号I0〜Inのそれぞれに上記タップ付可変遅延回路17aの任意のタップT0〜Tnを選択して複数個の信号を一群として遅延加算するため各信号群ごとにタップ付可変遅延回路17aをそれぞれ設けたものである。
請求項(抜粋):
複数の振動子素子が配列され超音波を送受波する探触子と、この探触子の各振動子素子からの受波信号に所定の遅延時間を与える遅延回路を有しこれらの遅延回路で位相が揃えられた受波信号を加算して出力する整相回路と、この整相回路で整相された信号を検波する検波器と、この検波器からの出力信号を画像として表示する表示装置とを備えて成る超音波診断装置において、上記整相回路は、その内部の遅延回路として、電気信号により静電容量が変化するキャパシタと固定抵抗とを組み合わせ又は電気信号により抵抗が変化する素子と固定キャパシタとを組み合わせて成る遅延回路を複数個多段に設けると共にこれらの各遅延回路の間には上記探触子の各振動子素子からの受波信号を入力するタップを設け、上記電気信号を制御することによりタップ間の各セクションの遅延時間を独立して連続的に変えるようにしたタップ付可変遅延回路を用い、かつ上記各振動子素子からの受波信号のそれぞれに上記タップ付可変遅延回路の任意のタップを選択して複数個の信号を一群として遅延加算するため各信号群ごとにタップ付可変遅延回路をそれぞれ設けて成ることを特徴とする超音波診断装置。
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