特許
J-GLOBAL ID:200903002425175767

エアバッグ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-227663
公開番号(公開出願番号):特開2000-043664
出願日: 1998年07月27日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】【課題】 縫製箇所が少なく作り易く製造効率の高いエアバッグを提供する。【解決手段】 本エアバッグ106のつり紐6は、その中央に位置する第1の縫合部61が、上面基布12の略中央に縫製箇所41にて縫合されており、脚部8と整流体7との境界に設けられた第2の縫合部が縫製箇所42により、互いに縫合されている。これにより、本つり紐6は、X型の形状を成しており、また、縫製箇所43が縫製されることにより、ガス流の絞り効果を強化する形状規定部が形成されている。また、底面部62は、リテーナ20とエアバッグ収納ケースとの間に挟持されることにより固定されている。この構成により、つり紐6に関する縫製作業は、基布11、12を袋状に形成する前に全て完了することができるため極めて簡潔となる。また、この形状規定部の形成作業には特に制約がなく、非常に容易に縫製作業を行うことができるため、作業効率が大きく向上する。
請求項(抜粋):
乗員側に位置する上面基布とインフレータ側に位置する底面基布との接続により袋状に形成され、前記インフレータの吹き出し口が配置される開口部を有し、一枚布または連続した一体の複合体より形成されたつり紐の一部である第1の縫合部が前記上面基布の内側に縫合されたエアバッグにおいて、前記つり紐は、前記開口部付近において、前記インフレータから発生するガスのガス流の噴射方向を規制する整流体を形成し、前記整流体は、前記基布を固定するリテーナとエアバッグ収納ケースまたは前記インフレータのフランジとエアバッグ収納ケースとの間に挟持されることにより固定され、前記整流体の所定の部位は、互いに縫合されることにより、前記整流体の展開時の形状を規定する形状規定部を形成し、前記インフレータから発生する前記ガス流に対する絞り効果を強化することを特徴とするエアバッグ。
Fターム (9件):
3D054AA02 ,  3D054AA03 ,  3D054CC10 ,  3D054CC11 ,  3D054CC34 ,  3D054CC38 ,  3D054CC42 ,  3D054CC43 ,  3D054FF17

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