特許
J-GLOBAL ID:200903002429774215

無線通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-048197
公開番号(公開出願番号):特開平10-247914
出願日: 1997年03月03日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】端末局が移動する場合にも、広域において伝送経路を確実に形成でき高い信頼性を維持する。【解決手段】送信局3が送信した信号を転送域内の他の子局2が受信する。各子局2はほぼ同時並行してセンサ情報、送信局位置情報、センサ位置情報を受信し遅延時間の演算を行う。このとき最も親局1に近い子局2の遅延処理が最初に終了し、この時点で送信をしている他局は無いため次の信号の送信をキャリア信号から開始する。送信後に所定時間受信状態で待機していた送信局3は、最初のキャリア信号を受信し、子局2への正常な伝送を確認する。その後、他の子局2は、遅延時間が経過するとともにこの順番に他局状況の調査を開始するが、その時点では、既に最初の子局2が新たな送信局となってキャリア信号を送信しているため、これら後発の子局2は受信状態となって待機する。
請求項(抜粋):
採取対象となる物理量を採取する採取手段、及び自局位置を検出する検出手段をそれぞれ備えた複数の端末局と、これら複数の端末局のうち任意の端末局を指定してデータ送信要求を出力する親局とを有し、かつ、前記複数の端末局のそれぞれは、前記採取手段で採取した物理量データ及び前記検出手段で検出した自局位置データを他の端末局又は前記親局に送信する送信手段と、前記親局からのデータ送信要求又は他の端末局からの送信データを受信する受信手段とを備えている無線通信システムにおいて、前記複数の端末局のうち一の送信局が前記物理量データを送信し、その送信データを複数の他の端末局が受信したとき、それら受信局のそれぞれは、自局位置がその送信データを中継すべき所定領域内にあるかどうかを自局位置・送信局位置・親局位置の相互関係に基づいて位置判定手段で判定し、この位置判定手段で自局位置が前記所定領域内にあると判定した受信局群のそれぞれは、前記送信データの中継に関し、自局位置・親局位置の相互関係に基づき順位決定手段で前記受信局群内における自局の優先順位を決定し、前記順位決定手段で自局優先順位が1位となった受信局は、該受信局に備えられた前記送信手段で、受信した前記送信データを中継して送信することを特徴とする無線通信システム。
IPC (3件):
H04L 12/28 ,  H04B 7/00 ,  H04Q 9/00 311
FI (3件):
H04L 11/00 310 B ,  H04B 7/00 ,  H04Q 9/00 311 H

前のページに戻る