特許
J-GLOBAL ID:200903002430861580

簡易セパレーター

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-098651
公開番号(公開出願番号):特開2004-257212
出願日: 2003年02月26日
公開日(公表日): 2004年09月16日
要約:
【課題】鉄筋コンクリートの建物を造るにあたって、コンクリートのかぶり厚(S)の確保は建物の品位及び強度確保に大変重要である、しかし現状は鉄筋を固定する為の確かな資材がなくコンクリートの表面に鉄筋が出たりすることが多々あった。【解決の手段】そこで、内側(10)、外側(10`)の型枠を固定するための簡易セパレーター(2)を利用して解決することとした。まずセパレーターのかぶり厚寸法部分、(但し部位によりかぶり厚や鉄筋の太さが違うのでそれらに対応するため、(30m,40m,45m,)のような位置に凹型の溝をつけ)、その溝を起点として内側(壁の中心)に鉄筋を結束線(9)で結束し固定する事により、コンクリートのかぶり厚(S)を確保出来るようにした。しかも、幅止め筋(14)スペーサー(13)を使用しないので、コンクリート打設の際コンクリートの流動を阻害する物が少なくジヤンカ等ができにくい、又現場で六角ナット(3)を取り付ける作業は大変なので顎(5)を付け六角ナット(3)に変えた。 以上の様に上記課題を解決できる。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
簡易セパレーター(2)は、(以後セパレーター)セパレーター(1)のボルト部分を平にし被り厚寸法部を凹型(a,b)に加工し、ネジ奥に顎を付けネジを5mmほど削除したものである。この凹の部分を起点に結束線(9)にて鉄筋(7、8)を内側(中心側)に結束する事に依り、鉄筋の太さにかかわらず、被り厚寸法(S)が確保出来ると共に鉄筋を所定の位置に固定す事が出来る、又型枠を固定するため従来六角ナット(3)を現場でねじ込み使用していたが、ネジ奥に顎(5)を付ける事で六角ナットに変えた、さらにセパレーター(2)のネジ部(4)の一方の端に突起(6)を付ける事に依り外側型枠の取り付け作業を容易にした。以上のことを特徴とする、簡易セパレーター(2)による配筋構造。
IPC (1件):
E04G17/065
FI (1件):
E04G17/065 C
Fターム (2件):
2E177KB04 ,  2E177KC04

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