特許
J-GLOBAL ID:200903002433477578

歪補償機能付き高周波伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-188564
公開番号(公開出願番号):特開2002-084231
出願日: 2001年06月21日
公開日(公表日): 2002年03月22日
要約:
【要約】【課題】 マイクロ波、ミリ波帯の高周波信号を伝送する場合、低歪化を図るための歪補償回路を高周波数帯で構成すると、調整が複雑でかつ非常に高額になる。【解決手段】 電気信号を分岐部110で2分岐し、一方の電気信号を第1の光送信部111により光信号に変換した後、第1のカプラ112においてこの光信号を2分岐する。前記第1のカプラ112で2分岐された一方の光信号は第1の光電気変換部114により電気信号に変換する。この電気信号と、分岐部110で2分岐された他方の電気信号との差分成分として歪成分を抽出し、第2の光送信部116においてその歪成分の位相を反転し光信号に変換する。光遅延調整部113は、第1のカプラ112で2分岐された他方の光信号を所定の時間だけ遅延させ、この遅延した光信号を第2のカプラ117で第2の光送信部116から出力される光信号と合波する。
請求項(抜粋):
電気信号を2分岐する分岐部と、前記分岐部で2分岐された一方の電気信号を光信号に変換する第1の光送信部と、前記第1の光送信部から出力される光信号を2分岐する第1のカプラと、前記第1のカプラで2分岐された一方の光信号を電気信号に変換する第1の光電気変換部と、前記第1の光電気変換部から出力される電気信号と、前記分岐部で2分岐された他方の電気信号との差分成分としての歪成分を抽出する歪検出部と、前記歪検出部において抽出した歪成分の位相を反転し、かつ光信号に変換する第2の光送信部と、前記第1のカプラで2分岐された他方の光信号を所定の時間だけ遅延させる光遅延部と、前記第2の光送信部から出力される光信号と前記光遅延部を通過した光信号とを合波し、合波した光信号を伝送用信号として光伝送路に送出する第2のカプラとを備えたことを特徴とする、歪補償機能付き高周波伝送装置。
IPC (7件):
H04B 10/02 ,  H04B 10/04 ,  H04B 10/06 ,  H04B 10/14 ,  H04B 10/18 ,  H04B 10/26 ,  H04B 10/28
FI (2件):
H04B 9/00 M ,  H04B 9/00 Y
Fターム (5件):
5K002AA01 ,  5K002BA02 ,  5K002BA04 ,  5K002CA01 ,  5K002FA01

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