特許
J-GLOBAL ID:200903002433942114

同期制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茂泉 修司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-013071
公開番号(公開出願番号):特開平6-232892
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 二重化された系のセルを無瞬断で切り替えることができる同期制御方式に関し、位相差吸収揺らぎを発生させることなく短時間で同期を確立させ且つその後にセル廃棄や余分なセルの挿入等があってもその同期を維持できるように制御することを目的とする。【構成】 同期制御部3が予備系のバッファ2より同一のユーザーセルを連続して読み出させ(ハンチング)、現用系のバッファ1から自由読出したユーザーセルとセル一致比較回路5で比較させて一致検出したときに同期確立したものとする。但し、一致検出しなかったときには逆にハンチングと自由読出を一致検出するまで行う。そして、この同期確立後には、一方のバッファが空きとなった場合に他方のバッファの読出を停止させ、該一方の系にユーザーセルが到着するまで他方の系を待たせることにより同期を維持する。
請求項(抜粋):
二重化構成の現用系と予備系の有効セルをそれぞれ入力して位相差吸収を行うファーストイン・ファーストアウト・メモリバッファ(1),(2)と、該バッファ(1),(2) を制御する同期制御部(3) とを備え、該同期制御部(3)が該バッファ(1),(2) から同期して該有効セルを読み出してセレクタ(4) に与え、該セレクタ(4) で該現用系と該予備系とを無瞬断で切り換える同期制御方式に於いて、該セレクタ(4) の前段にセル一致比較回路(5) を設け、該同期制御部(3) が予備系のバッファより同一のユーザーセルを連続して読み出させ、現用系のバッファから自由読出したユーザーセルと該セル一致比較回路(5) で比較させ、所定閾値まで一致するセルが見つからなかったときには今度は逆に該現用系のバッファより同一のユーザーセルを連続して読み出させ、該予備系のバッファから自由読出したユーザーセルと該セル一致比較回路(5) で比較させ、該比較動作を一致するセルが見つかるまで交互に切替を行い、一致するセルが見つかった場合には同期確立が得られたものとし、この後は該同期制御部(3) は更に、該現用系又は予備系のバッファから有効セルの読出が可能な状態の時に、該予備系又は現用系のバッファに有効セルが無い場合、該現用系又は予備系のバッファの読出を停止して、該現用系と予備系から空きセルを送り出し、該予備系又は現用系のバッファに有効セルが入力された時に、該現用系と予備系のバッファから同期して該有効セルを読み出し同期を維持することを特徴とする同期制御方式。
IPC (3件):
H04L 12/48 ,  H04L 1/22 ,  H04L 7/00

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