特許
J-GLOBAL ID:200903002441233343

プロジェクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人明成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-202776
公開番号(公開出願番号):特開2005-049373
出願日: 2003年07月29日
公開日(公表日): 2005年02月24日
要約:
【課題】装置を大型化させることなく、リレー光学系を用いずに、赤(R)、緑(G)、青(B)の光路長をほぼ等しくするプロジェクタを提供する。【解決手段】照明光学系から射出された光は、色光分離部で第1の色成分の光と、第2および第3の色成分の光に分離され、さらに、第2および第3の色成分の光は、色光分離偏光変換部で第2の色成分の光と第3の色成分の光に分離され、その後、3つの電気光学装置にそれぞれ入射する。照明光学系と3つの電気光学装置との間に、第1、第2および第3の色光成分の光が、3つの電気光学装置にそれぞれ入射する第1、第2および第3の光路を形成する。これらの光路中のいずれかに第1および第2の偏光分離部と、第1、第2、および第3偏光変換部と、2枚の反射ミラーと、を配置し、第1、第2および第3の光路の長さをそれぞれ等しくするようにしている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
光源を備え、該光源から射出される光を偏光方向のそろった第1の直線偏光光に変換して射出する照明光学系と、該照明光学系から射出される光を、第1ないし第3の色成分の光に分離する色光分離光学系と、前記第1ないし第3の色成分の光を、それぞれに対応する画像情報に応じて変調し、変調光として射出する第1ないし第3の電気光学装置と、前記3つの電気光学装置からそれぞれ射出される変調光を合成して、その合成光を射出する色合成光学系と、前記色合成光学系から射出される合成光を投写して、スクリーン上にカラー画像を表示させる投写光学系と、を備えたプロジェクタであって、 前記色光分離光学系は、 前記照明光学系から射出された前記第1の直線偏光光を入射し、色分離して、前記第1の色成分の光を第1の方向へ射出させると共に、前記第2および第3の色成分の光を前記第1の方向に垂直な方向である第2の方向へ射出する色光分離部と、 前記第1の直線偏光光を透過し、前記第1の直線偏光光に対して偏光方向が垂直な第2の直線偏光光を反射する性質を有し、少なくとも、前記色光分離部から射出された前記第1の直線偏光光である前記第1の色成分の光を入射し、透過して、前記第1の方向に射出する第1の偏光分離部と、 前記第1の偏光分離部から射出された前記第1の直線偏光光である前記第1の色成分の光を入射し、前記第2の直線偏光光である前記第1の色成分の光に偏光変換して、前記第1の方向とは、逆方向である第3の方向に射出することにより、前記第2の直線偏光光である前記第1の色成分の光を、前記第1の偏光分離部において、前記第2の方向とは逆方向である第4の方向に反射させる前記第1の偏光変換部と、 前記第1の偏光分離部で反射された前記第2の直線偏光光である前記第1の色成分の光を入射し、前記第1の直線偏光光である前記第1の色成分の光に偏光変換して、前記第2の方向に射出することにより、前記第1の直線偏光光である前記第1の色成分の光を、前記第1の偏光分離部において、前記第2の方向に透過させ、前記第1の電気光学装置に入射させる第2の偏光変換部と、 前記第1の直線偏光光を透過し、前記第2の直線偏光光を反射する性質を有し、少なくとも、前記色光分離部から射出された前記第1の直線偏光光である前記第2および前記第3の色成分の光を入射し、透過して、第2の方向に射出する第2の偏光分離部と、 前記第2の偏光分離部から射出された前記第1の直線偏光光である前記第2および前記第3の色成分の光を入射し、少なくとも、色分離により、前記第3の色成分の光を透過して、前記第2の方向に射出すると共に、前記第2の色成分の光を反射して、前記第2の直線偏光光である前記第2の色成分の光に偏光変換して、前記第4の方向に射出することにより、前記第2の直線偏光光である前記第2の色成分の光を、前記第2の偏光分離部において、前記第3の方向に反射させる色光分離偏光変換部と、 前記第2の偏光分離部で反射された前記第2の直線偏光光である前記第2の色成分の光を入射し、前記第1の直線偏光光である前記第2の色成分の光に変換して、前記第1の方向に射出することにより、前記第1の直線偏光光である前記第2の色成分の光を前記第2の偏光分離部を前記第1の方向に透過させ、前記第2の電気光学装置に入射させる第3の偏光変換部と、 前記色光分離偏光変換部により前記第2の方向へ射出された前記第3の色成分の光を入射し、反射して、前記第1の方向へ射出する第1の反射部と、 前記第1の反射部により前記第1の方向へ射出された前記第3の色成分の光を入射し、反射して、前記第4の方向へ射出することにより、前記第3の色成分の光を、前記第3の電気光学装置に入射させる第2の反射部と、を備え、 前記照明光学系から前記第1の電気光学装置までの前記第1の色成分の光がたどる第1の光路と、前記照明光学系から前記第2の電気光学装置までの前記第2の色成分の光がたどる第2の光路と、前記照明光学系から前記第3の電気光学装置までの前記第3の色成分の光がたどる第3の光路は、それぞれ、互いの光路長が等しいことを特徴とするプロジェクタ。
IPC (6件):
G03B21/14 ,  G02F1/1335 ,  G02F1/13357 ,  G02F1/13363 ,  G03B21/00 ,  H04N9/31
FI (7件):
G03B21/14 A ,  G02F1/1335 510 ,  G02F1/1335 520 ,  G02F1/13357 ,  G02F1/13363 ,  G03B21/00 E ,  H04N9/31 C
Fターム (32件):
2H091FA05Z ,  2H091FA10Z ,  2H091FA14Z ,  2H091FD21 ,  2H091LA16 ,  2H091LA17 ,  2H091LA20 ,  2H091MA07 ,  2K103AA01 ,  2K103AA05 ,  2K103AA11 ,  2K103AA16 ,  2K103AB07 ,  2K103BC03 ,  2K103BC08 ,  2K103BC09 ,  2K103BC11 ,  2K103BC14 ,  2K103BC45 ,  2K103CA12 ,  5C060AA01 ,  5C060BA04 ,  5C060BA09 ,  5C060BC05 ,  5C060HC01 ,  5C060HC10 ,  5C060HC12 ,  5C060HC20 ,  5C060HC22 ,  5C060HC24 ,  5C060JA20 ,  5C060JB06

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