特許
J-GLOBAL ID:200903002441312936

放射性ストロンチウム及びニオブの分離方法並びに装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-051616
公開番号(公開出願番号):特開平5-254842
出願日: 1992年03月10日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 放射性ストロンチウム及びニオブのような放射性物質の自動的な分離を可能として、核種分析に要する時間を低減すると共に、特殊な化学分離技術を必要とすることなく分析作業を可能とする。【構成】 本発明は、硫酸Srと五酸化Nb水和物の硫酸に対する溶解度の差を利用する。放射性Sr及びNbを含む濃硫酸溶液は第1容器5に入れられ、そこで所定濃度に希釈される。第1容器5はSr回収用フィルタ27を備え、そこに硫酸Srが回収される。このフィルタ27を通過した濾液は第2容器15に入る。該濾液は、Nbが沈澱生成するように所定濃度に更に希釈される。この濃度はSrが沈澱生成する前記濃度よりも薄いので、濾液のpH調整のためアンモニア水が好適に使用される。pH調整により、第2容器のニオブ回収用フィルタ28に五酸化ニオブが回収される。
請求項(抜粋):
放射性ストロンチウム及びニオブを含む放射性液体の濃硫酸溶液を第1の所定濃度に希釈して、希釈溶液から硫酸ストロンチウムを沈澱分離するストロンチウム分離工程と、ストロンチウム分離後の前記希釈溶液を第2の所定濃度まで更に希釈して、五酸化ニオブを沈澱分離するニオブ分離工程とよりなる、放射性ストロンチウム及びニオブの分離方法。
IPC (2件):
C01G 33/00 ,  C01F 11/46

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