特許
J-GLOBAL ID:200903002441362666

有機性汚水の生物処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 薬師 稔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-139664
公開番号(公開出願番号):特開平7-323297
出願日: 1994年05月31日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 有機性汚水の生物学的処理で発生する生物膜汚泥を腐敗がなく安定した臭気のない汚泥に改質して脱水性をも改善し、さらに汚泥の減量化をも可能にし処理系全施設から発生臭気の抑制を容易に行なうほか、水処理にあっては接触曝気槽での硝化能力を高め、この処理水を嫌気性ろ床槽に返送することによって、窒素除去を向上させることにある。【構成】 有機性汚水を嫌気性ろ床法と好気性接触曝気法とで生物学的処理するにあたって、嫌気性ろ床部3で汚濁物質の軽減と生物脱窒素処理した汚水を2価及び3価の鉄を含む腐植質鉄錯体に接触させて好気性ろ床部5に導入するとともに、さらに該処理系内で発生した汚泥を腐植質鉄錯体と接触させて散気処理して酸化反応と微生物群の増殖を行って、前処理工程に計量して返送する設備である。
請求項(抜粋):
下水などの有機性汚水を前処理工程で腐植化汚泥で生物処理したのち、その汚水を嫌気性ろ床部の嫌気性生物膜で汚濁物質を軽減し、脱窒も行なって、さらに好気性ろ床部で好気性生物膜処理し、最終的に浮遊してくる生物膜汚泥を沈殿処理する生物処理方法において、前記嫌気性生物膜処理した汚水を2価及び3価の鉄を含む腐植質鉄錯体に接触させて好気性ろ床部に導入するとともに、さらに該処理系内で発生した汚泥を腐植質鉄錯体と接触させて散気処理して酸化反応と微生物群の増殖を行って、前処理工程に返送することを特徴とする有機性汚水の生物処理方法。
IPC (3件):
C02F 3/30 ZAB ,  C02F 3/34 ZAB ,  C02F 3/34 101

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