特許
J-GLOBAL ID:200903002453701296

エチレン-プロピレンブロツク共重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 諸石 光▲ひろ▼ (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-164232
公開番号(公開出願番号):特開平5-009237
出願日: 1991年07月04日
公開日(公表日): 1993年01月19日
要約:
【要約】【目的】気相重合により重合を安定的に行い、成形時の外観、伸び、耐衝撃性の良好なエチレン-プロピレンブロック共重合体の製造方法を提供する。【構成】(A)マグネシウム、チタン、およびハロゲンを必須成分とする固体触媒成分、(B)有機アルミニウム化合物、(C)一般式R<SP>1 </SP>R<SP>2 </SP>Si(OR<SP>3 </SP>)<SB>2 </SB>(R<SP>1 </SP>は脂環式炭化水素基、R<SP>2 </SP>、R<SP>3 </SP>は炭化水素基)で示されるケイ素化合物よりなる触媒系を用いて、プロピレン単独重合体を重合する第1工程と、次いで(C’)一般式R<SP>4 </SP>R<SP>5 </SP><SB>a </SB>Si(OR<SP>6 </SP>)<SB> 3-a</SB>(R<SP>4 </SP>は芳香族炭化水素基、R<SP>5 </SP>は炭化水素基又は芳香族炭化水素基、R<SP>6 </SP>は炭化水素基、aは0≦a<3の数を表す。)で示されるケイ素化合物をさらに添加して、エチレン-プロピレン共重合体を重合する第2工程とを有するエチレン-プロピレンブロック共重合体の製造方法。
請求項(抜粋):
気相重合によってエチレン-プロピレンブロック共重合体を製造するに際し、(A)マグネシウム、チタン、およびハロゲンを必須成分とする固体触媒成分、(B)有機アルミニウム化合物、(C)一般式R<SP>1 </SP>R<SP>2 </SP>Si(OR<SP>3 </SP>)<SB>2 </SB>(R<SP>1 </SP>は炭素数が5〜20の脂環式炭化水素基、R<SP>2 </SP>、R<SP>3 </SP>は炭素数が1〜20の炭化水素基を表す。)で示されるケイ素化合物よりなる触媒系を用いて、プロピレン又はエチレンとプロピレンの混合物を一段もしくは多段に重合させてプロピレン単独重合体又はエチレン含有量3wt%以下のエチレン-プロピレン共重合体を全重合量の50wt%〜95wt%に相当する量を重合する第1工程と、次いで(C’)一般式R<SP>4 </SP>R<SP>5 </SP><SB>a </SB>Si(OR<SP>6</SP>)<SB> 3-a</SB>(R<SP>4 </SP>は炭素数が6〜20の芳香族炭化水素基、R<SP>5 </SP>は炭素数が1〜20の炭化水素基又は炭素数が6〜20の芳香族炭化水素基、R<SP>6 </SP>は炭素数が1〜20の炭化水素基、aは0≦a<3の数を表す。) で示されるケイ素化合物をさらに添加して、エチレンとプロピレンの混合物を一段もしくは多段に重合させてエチレン含有量が少なくとも20wt%であるエチレン-プロピレン共重合体を全重合量の5wt%〜50wt%に相当する量を重合する第2工程とを有するエチレン-プロピレンブロック共重合体の製造方法。
IPC (3件):
C08F297/08 MRH ,  C08F 2/34 MCG ,  C08F 4/658 MFG
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-101405

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