特許
J-GLOBAL ID:200903002455142413

シートベルト用リトラクター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-256266
公開番号(公開出願番号):特開平7-089412
出願日: 1993年09月21日
公開日(公表日): 1995年04月04日
要約:
【要約】【目的】 簡単な操作により緊急ロック機能を自動ロック機能に変換可能な制御手段が、不用意に自動ロック機能を解除してしまうことがない使い勝手の良好なシートベルト用リトラクターを提供する。【構成】 ウェビング巻取り状態に応じて慣性感知手段31を起動し、ロックアーム24を巻取り軸4のラッチプレート4aに対して係合位置又は非係合位置に従動させる制御手段のレバー23を、可撓アーム23e に設けた係合凸部23f とセンサーカバー30に設けた係止凸部34との反発力によって前記慣性感知手段31を起動させる位置と起動させない位置とにそれぞれ付勢させる。これと同時に、該レバー23の係合部23a をそれぞれコントロールプレート22の外側カム溝22a 又は内側カム溝22b に係合させ、該レバー23の揺動をコントロールプレート22によって制御させると共に該レバー23の不用意な揺動を阻止する。
請求項(抜粋):
ウェビングを巻装するリトラクターの巻取り軸に係合して該巻取り軸のウェビング引き出し方向の回転をロック可能な回転ロック手段と、車両緊急時に前記回転ロック手段を作動させる慣性感知手段とを有する緊急ロック機構を備えたシートベルト用リトラクターであって、ウェビング巻取り状態に応じて前記慣性感知手段を起動し、前記回転ロック手段を巻取り軸に対して係合位置又は非係合位置に従動させる制御手段が、前記慣性感知手段を起動させる位置と起動させない位置との間で揺動可能な伝達手段と、前記伝達手段を各揺動方向へ付勢可能な付勢手段と、第1の案内部及び第2の案内部を備えて前記巻取り軸の回転に対応して前記伝達手段と相対変位する制御盤とを有しており、ウェビングが所定量引き出される巻取り軸の回転までは前記伝達手段の揺動端部を前記制御盤の第1の案内部に係合させて該伝達手段が前記慣性感知手段を起動させない位置とすると共にウェビングが所定量引き出される巻取り軸の回転で前記伝達手段の揺動端部を前記制御盤の第2の案内部側に移動させて該伝達手段が前記慣性感知手段を起動させる位置とし、その後のウェビングが所定量巻取られる巻取り軸の回転で前記伝達手段の揺動端部を前記制御盤の第1の案内部に復帰させて該伝達手段が前記慣性感知手段を起動させない位置とすることができるシートベルト用リトラクター。

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