特許
J-GLOBAL ID:200903002457353616

燃料電池発電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-156450
公開番号(公開出願番号):特開平5-041229
出願日: 1991年06月27日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】本発明は水処理装置の負担を軽くし、高品質の熱エネルギとして回収することができるコンパクトなプラントを実現することにある。【構成】燃料電池本体1と、この燃料電池本体の燃料極1Aに供給する燃料を改質する燃料改質器2と、燃料電池の反応熱により加熱された冷却水を気相と水相に分離する気水分離器3と、この気水分離器で分離された冷却水を燃料電池本体の冷却水系1Cを通して循環させ熱エネルギを吸収する一次冷却水系とを備えた燃料電池発電システムにおいて、気水分離器3の水相出口下流に蒸気発生器4を設け、この蒸気発生器4に気水分離器3で発生した蒸気のうち燃料改質器2に利用される水蒸気を除く余剰の蒸気を供給すると共に、気水分離器3より得られる熱水を一次側熱交換部4Aとしてバイパスさせ、且つ蒸気発生器4より発生する蒸気を排熱利用のための蒸気として系外の二次冷却水系より取出す。
請求項(抜粋):
空気極に酸素が供給され燃料極に水素が供給される燃料電池本体と、燃料を改質して前記燃料電池本体の燃料極に供給する水素ガスを生成する燃料改質器と、前記燃料電池本体の反応熱により加熱され二相流化した冷却水を気相と水相に分離するための気水分離器と、この気水分離器で分離された冷却水を前記燃料電池冷却水系を通して循環させ熱エネルギを吸収する一次冷却水系とを備えた燃料電池発電システムにおいて、前記気水分離器の水相出口下流に蒸気発生器を設け、この蒸気発生器に前記気水分離器で発生した蒸気のうち前記燃料改質器に供給される水蒸気を除く余剰の蒸気を供給すると共に、前記気水分離器の水相出口より得られる熱水を一次側熱交換部としてバイパスさせ、且つ前記蒸気発生器より発生する蒸気を排熱利用のための蒸気として系外の二次冷却水系より取出すようにしたことを特徴とする燃料電池発電システム。

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