特許
J-GLOBAL ID:200903002459568679

音声・データ複合通信方式及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-220534
公開番号(公開出願番号):特開平7-058804
出願日: 1993年08月13日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】音声通信の伝送回線とデータ通信の伝送回線とを共用できるようにして回線の有効利用と周波数の有効利用を図る。【構成】音声入出力部1からのディジタル音声信号に“1”が6個以上連続した配列が存在しないように符号化部2によって“1”が5個連続したとき次に“0”を挿入する。データ入出力部6からのデータ信号にも同様の符号化を行うとともにデータ通信の開始時と終了時にそれぞれ“1”が6個以上連続した特定パターンのフラグを付加した後、複合部3で符号化処理された音声信号aに複合する。受信側では、フラグ検出部8で先頭フラグを検出したときはデータ受信側に、終了フラグを検出したときは音声受信側に受信信号を切替えて出力し、それぞれ復号して入出力部で再生する。
請求項(抜粋):
音声をディジタル音声信号に変換する送信側音声入出力部から出力されるディジタル音声信号と送信側データ入出力部からのデータ信号とを1つの回線に送出する送信装置と、該1つの回線を介して入力された受信信号に含まれるディジタル音声信号とデータ信号とを分離して受信側音声入出力部と受信側データ入出力部に与えて再生音声と再生データを出力する受信装置とによる音声・データ複合通信方式において、前記送信装置は、前記ディジタル音声信号とデータ信号のそれぞれに対して“1”が5個連続したとき“0”を挿入する符号化処理を施すとともに、前記データ信号の開始点と終了点に“1”が6個以上連続し、かつ、互いに配列の異なる特定のパターンの先頭フラグと終了フラグを付加したのち前記符号化処理されたディジタル音声信号に合成する手段を備え、前記受信装置は、受信信号から前記先頭フラグが検出されたとき“1”が5個連続した後の“0”を削除して前記受信側データ入出力部に与え、受信信号から前記終了フラグが検出されたとき“1”が5個連続した後の“0”を削除して前記受信側音声入出力部に与える手段を備えたことを特徴とする音声・データ複合通信方式。

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