特許
J-GLOBAL ID:200903002461695483

光増感剤で増強された蛍光に基づく生検針を使用する装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-130394
公開番号(公開出願番号):特開平6-038967
出願日: 1993年06月01日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 転移癌を術中即時に検出し、生検するための方法および装置を提供する。【構成】 蛍光分光器を使用する転移癌の即時術中検出および生検のための方法および装置を提供する。癌組織によって選択的に保持される光増感剤を術前に投与する。バイオプシー用具を組み込んだファイバースコープ探査子が検査組織を照射し、蛍光を起こす。これを分光器によって記録し、スペクトル曲線としてプロットする。検査組織における光増感剤の蛍光(S1)と自家蛍光(S2)の強度比(S1/S2)を原発性腫瘍と正常組織におけるこれと同一の波長の強度比と比較する。正常組織の強度比と異なった強度比を示す組織について、即座に腫瘍病巣の深さを分析し、組織検査のため、生検針を使用して切除することができる。
請求項(抜粋):
a. 光誘発によって蛍光を発することができる光増感剤であるベンゾポルフィリン誘導体(BPD)の有効量を投与し、b. 特有の波長へ濾光された少なくとも実質的に単色光および/または非干渉光である光束で検査すべき組織を刺激し、c. 検査すべき組織、およびその条件が2波長でそれぞれ既知である組織から放射された蛍光を観察し、d. 測定値によって組織が癌性であるかどうかを決定し、e. 光源を組み込んだ生検メスを使用して、患部組織の癌病巣の深さを測定し、f. 組織検査のため、生検メスを使用して癌性組織を切除することからなる転移性癌の検出および生検方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-252133
  • 特開平2-149519
  • 特開昭63-252133
全件表示

前のページに戻る