特許
J-GLOBAL ID:200903002463294613

回転軸の冷却構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 由美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-333978
公開番号(公開出願番号):特開平5-138493
出願日: 1991年11月22日
公開日(公表日): 1993年06月01日
要約:
【要約】【目的】 本発明は熱膨張をきらう回転軸特に工作機械等の主軸の冷却構造を提供する。【構成】 ビルトインモータ形主軸13のステータの外周を1巡する比較的大径の空気流路14を多数本形成し、その1端にこの空気流路の断面積より数拾分の1小さい断面積の細管の噴出口15を接続してこの部位で断熱膨張を起こさせる。流路の他端は大気に開放してある。主軸台11のステータ外周の温度を検出センサ21,外気温度を検出するセンサ22を設けて制御装置23に入力する。さらに圧縮空気を供給する細管には電磁可変流量弁16を介在させ制御装置23からの指令で開度が調整される。主軸台温度-外気温度を制御装置で演算させ記憶された諸データにもとづき出力される指令により電磁可変流量分16の開度が調整され調整流量に対応する温度降下で主軸台主軸まわりを冷却し温度を安定なものとする。
請求項(抜粋):
工作機械等の回転軸の少なくとも発熱部の近傍周囲の固定部位に空気又は冷媒の流路を形成し、該流路は一端に細管によって送られる圧縮空気又は冷媒の噴出口を接続し、該噴出口の断面積に対する前記流路の断面積は圧縮空気又は冷媒噴射後に空気の断熱膨張による温度降下現象が起きる大きさに形成してなることを特徴とする回転軸の冷却構造。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-228230
  • 特開平3-111147

前のページに戻る