特許
J-GLOBAL ID:200903002465495560

液晶プロジェクターの光学系

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-079894
公開番号(公開出願番号):特開平11-281929
出願日: 1998年03月26日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 被投影物に投影される像の明るさ、色再現性及びコントラストを向上させることが可能な液晶プロジェクターの光学系を提供すること。【解決手段】 液晶プロジェクターの光学系100Aは、偏光プリズム11、色分解合成プリズム12、第1乃至第3の液晶素子13、15、17、及び反射体14、16、18を備えている。色分解合成プリズム12に設けられた第1及び第2のダイクロイック膜20、22は、偏光プリズム11から出射された光から第1、第2及び第3の色成分の色成分を有する光を分離してそれぞれ第1、第2及び第3の液晶素子13、15、17に導くとともに、各反射体14、16、18から反射される各色成分の光を合成する。色分解合成プリズム12は、第1及び第2のダイクロイック膜20、22に対する光の第1及び第2の入射角θ1、θ2がそれぞれ13度乃至17度の範囲となるように設定されている。
請求項(抜粋):
白色照明光から必要な偏光成分を分離して出射する偏光プリズムと、前記偏光プリズムから入射される光を第1、第2及び第3の色成分の光にそれぞれ分離して出射する色分解合成プリズムと、前記色分解合成プリズムから出射される第1、第2及び第3の色成分の光をそれぞれ光変調する第1、第2及び第3の液晶素子と、前記第1、第2及び第3の液晶素子に設けられ前記光変調された第1、第2及び第3の色成分の光を再び前記色分解合成プリズムに導く光路を構成する反射体とを備え、前記色分解合成プリズムは、前記反射体によって再び前記色分解合成プリズムに導かれた第1、第2及び第3の色成分の光を合成するように構成され、前記偏光プリズムは、前記合成された光から必要な偏光成分を透過し、この透過された偏光成分の光を投射レンズを介して被投影物に投影させるように構成され、前記偏光プリズムから入射される光の前記第1、第2及び第3の色成分の光への分離と前記各反射体から導かれる前記第1、第2及び第3の色成分の光の合成は色分解合成プリズムに設けられた第1のダイクロイック膜と第2のダイクロイック膜で行われ、前記第1のダイクロイック膜は、前記偏光プリズムから第1の入射角をもって入射される光から第1の色成分を有する光を反射し、かつ、第2及び第3の色成分を有する光を透過するように構成され、前記第2のダイクロイック膜は、前記第1のダイクロイック膜を透過して第2の入射角をもって入射される第2及び第3の色成分を有する光から第2の色成分を有する光を反射し、かつ、第3の色成分を有する光を透過するように構成された液晶プロジェクターの光学系において、前記色分解合成プリズムは、前記第1の入射角と前記第2入射角がそれぞれ13度乃至17度の範囲となるように設定されていること、を特徴とする液晶プロジェクターの光学系。
IPC (7件):
G02B 27/28 ,  G02B 5/04 ,  G02B 27/10 ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1335 ,  G03B 33/12 ,  H04N 9/31
FI (7件):
G02B 27/28 Z ,  G02B 5/04 B ,  G02B 27/10 ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1335 ,  G03B 33/12 ,  H04N 9/31 C
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-063690
  • 特公昭38-023724
  • 特開平3-063690
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