特許
J-GLOBAL ID:200903002468409850

用水路分水用可動スクリーン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 紀子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-128928
公開番号(公開出願番号):特開平8-302651
出願日: 1995年04月28日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 流芥が目詰まりしにくく、管理容易な用水路分水用可動スクリーンを構成しようとする。【構成】 用水路の一側壁2aに開口した分水管8の取水口9を、前記用水路側から覆うように前記側壁に沿って設けられた分水用スクリーン3であって、スクリーン本体がウエッジバー6の列からなり、前記取水口よりも用水路上流側のスクリーン端縁が前記側壁に蝶番4支持され、前記取水口よりも用水路下流側のスクリーン端縁5が前記側壁から離間しているとともに、その下流側端縁の上端より操作用レバー18を突設し、前記下流側端縁とこれに対応する前記取水口よりも下流側における用水路の側壁面との間に可撓性及び弾性を有する板又は帆布19を圧曲して挿入し、更に同端縁と前記側壁との間に弾性部材16を介挿したものてある。
請求項(抜粋):
用水路の一側壁に開口した分水管の取水口を、前記用水路側から覆うように前記側壁に沿って設けられた分水用スクリーンであって、スクリーン本体がウエッジバー列からなり、かつその中央部よりも用水路下流側の部分が前記取水口に対応して配置されたものであり、前記取水口よりも用水路上流側のスクリーン端縁が前記側壁に蝶番支持され、前記取水口よりも用水路下流側のスクリーン端縁が前記側壁から離間しているとともに、その下流側端縁の上端より操作用レバーを突設し、前記下流側端縁と前記取水口よりも下流側における用水路の側壁面との間に可撓性及び弾性を有する板又は帆布を圧曲して挿入し、更に同端縁と前記側壁との間に弾性部材を介挿したことにより、実質上前記スクリーンの全面から流入する水を前記取水口に流入させ、前記スクリーンが前記側壁との間の下流端離間角度に応じて用水路の水流から受ける正弦分力と前記弾性部材の張力とを均衡させる働き、波動を伴う水流の状態、及び離間角度に応じたスクリーンの流路抵抗の変動等に基づき、前記スクリーンに不規則かつゆるゆやかな自然振動を与えることができるとともに、前記レバーを操作して前記上流側端縁を支点軸として揺動させることにより前記スクリーンに付着した流芥を振るい流すようにしたことを特徴とする用水路分水用可動スクリーン。
IPC (2件):
E02B 5/08 101 ,  E02B 9/04
FI (2件):
E02B 5/08 101 Z ,  E02B 9/04 E

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