特許
J-GLOBAL ID:200903002468805896

圧電トランス及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-074099
公開番号(公開出願番号):特開平9-266333
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】トランス素子表面の電極のうち振動のノード点近傍の厚さだけを他の電極部分より厚くした構造の圧電トランスにおいて、ノード点近傍の厚い電極部分の耐磨耗性を、表面電極と圧電体との難剥離性を確保しつつ、向上させる。【解決手段】セラミック板10の、振動のノード点とその近傍に、耐磨耗度の高い厚い導電性の突起21,21,31を設ける第1の工程と、それらの突起とその周辺とを覆う、耐磨耗度の低い薄い導電性の薄膜20,20,30を形成する第2の工程とにより電極を形成する。又は、先ず耐磨耗度の低い薄い導電性薄膜20,20,30を形成し、その後に、それら薄膜上の振動のノード点付近に耐磨耗度の高い厚い突起を形成してもよい。薄膜20,20,30の形成には、導電性ペーストの低温焼成を用いる。突起21,21,31は、導電性ペーストの高温焼成、めっき又は金属小片の導電性接着剤による固着により形成する。
請求項(抜粋):
長板状の圧電体を長手方向に亘って、外部から交流電圧を与えられて前記圧電体に振動を生じさせる少くとも一つ以上の駆動領域と、前記振動に応じて電圧を生じる少くとも一つ以上の発電領域に区分し、圧電体の前記各各の領域の表面に、前記交流電圧を与えるための入力電極又は前記圧電体に生じた電圧を取り出すための出力電極を設けてなる圧電トランスにおいて、前記各各の電極は、前記圧電体に生じる振動のノード点とその近傍に形成された耐磨耗度の高い厚い導電性の突起と、前記突起とその周辺とを覆う耐磨耗度の低い薄い導電性の薄膜とからなることを特徴とする圧電トランス。
IPC (2件):
H01L 41/107 ,  H01L 41/22
FI (2件):
H01L 41/08 A ,  H01L 41/22 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 圧電トランスの電極構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-330088   出願人:株式会社大真空
  • 圧電トランス
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-117277   出願人:株式会社村田製作所

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