特許
J-GLOBAL ID:200903002472529429

高速重荷重用タイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-341498
公開番号(公開出願番号):特開平7-164840
出願日: 1993年12月10日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】標準荷重、及びそれ以上の異常荷重が作用した際にも高いビード耐久性を発揮しうるタイヤを提供する。【構成】カーカスゴム8、ビードエーペックスゴム、サイドパッキングゴム、チェーファゴム、サイドウォールゴムの各100%モジュラスの各値を20〜60kgf/cm2 、20〜60kgf/cm2 、10〜45kgf/cm2 、10〜45kgf/cm2 とする。又カーカスゴム、ビードエーペックスゴム、サイドパッキンゴム、チェーファゴム、サイドウォールゴムの各損失弾性率の各値を20kgf/cm2 以下、20kgf/cm2 以下、20kgf/cm2 以下、15kgf/cm2 以下、15kgf/cm2 以下とする。又上限線と下限線との間のビード領域においてカーカスコード6間の間隙d1、d2をカーカスコードの直径Dの1/4 〜2倍としている。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至る本体部と該ビードコアの廻りで折返される折返し部とを有するラジアル構造のカーカス、該カーカスのタイヤ半径方向上側かつトレッド部内方に配されるベルト層、ビードコアの上方かつカーカスの前記本体部と折返し部の間で半径方向上向きにのびる先細状のビードエーペックスゴム、少なくとも前記ビード部においてカーカスのタイヤ軸方向外側面に沿って配される小厚さのサイドパッキングゴム、及びビード部の底面からサイドウォール部に至るタイヤの外側面を形成する外側ゴムを具えるとともに、該外側ゴムは、前記ビード部の底面から前記サイドパッキングゴムを覆いしかもタイヤがリムに装着されかつ正規内圧を充填した内圧充填状態で標準荷重の200%荷重を負荷する200%標準状態において前記リムのフランジ部と接触する接触領域を含んでタイヤ半径方向上方にのびるチェーファゴムと、該チェーファゴムからタイヤ半径方向上方にのびるサイドウォールゴムとを具え、しかも前記サイドパッキングゴムの100%伸長時のモジュラスMPを20〜60kgf/cm2 、前記ビードエーペックスゴムの100%伸長時のモジュラスMAを20〜60kgf/cm2 、前記チェーファゴムの100%伸長時のモジュラスMCを10〜45kgf/cm2 かつ前記サイドウォールゴムの100%伸長時のモジュラスMSを10〜45kgf/cm2 、しかも前記サイドパッキングゴムの損失弾性率E′′Pを20kgf/cm2 以下、前記ビードエーペックスゴムの損失弾性率E′′Aを20kgf/cm2 以下、前記チェーファゴムの損失弾性率E′′Cを15kgf/cm2 以下かつ前記サイドウォールゴムの損失弾性率E′′Sを15kgf/cm2 以下とする一方、前記内圧充填状態において、ビード底面からタイヤ断面高さHの1/3 倍の距離をタイヤ半径方向上側に隔たるタイヤ外面上の点でタイヤ外面と直角に交わる上限線と、ビード底面からリムフランジ高さHRと等しい距離をタイヤ半径方向上側に隔たるタイヤ外面上の点でタイヤ外面と直角に交わる下限線との間のビード部の領域において、前記カーカスは、各カーカスプライにおけるカーカスコード間の間隙及び隣り合うカーカスプライにおけるカーカスコード間の間隙を、カーカスコードの直径Dの1/4 〜2倍として該カーカスコードをカーカスゴム内に埋設するとともに、前記カーカスゴムの100%伸長時のモジュラスMOを20〜60kgf/cm2 かつ損失弾性率E′′Oを20kgf/cm2 以下とした高速重荷重用タイヤ。
IPC (2件):
B60C 15/06 ,  B60C 15/00

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