特許

J-GLOBAL ID：200903002473678347

オレフインの重合用の触媒

発明者： サンドロ・パロデイ ,  ロベルト・ノツチ ,  ウムベルト・ジヤンニーニ ,  ピエール・カミロ・バルベ ,  ウムベルト・スカタ
出願人/特許権者： モンテジソン・ソチエタ・ペル・アチオニ
代理人 (1件)： 小田島 平吉
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-025984
公開番号（公開出願番号）：特開平6-293804
出願日： 1981年08月13日
公開日（公表日）： 1994年10月21日
要約：

【要約】【構成】 下記成分:a) Al-アルキル化合物、b) 1個以上の式RmSiYnXpのけい素化合物c) 必須担体としての特定の活性形の無水のMgジハライド、並びに該ジハライド上に担持されているTi-ハライド又はTi-ハロアルコレート及び下記の群の化合物から選択されたエステル:1.1 特定のポリカルボン酸エステル1.2 特定の芳香族ジカルボン酸エステル1.3 特定の芳香族ヒドロキシ化合物のエステル1.4 特定の芳香族ヒドロキシ酸のエステル1.5 特定の炭酸エステルを含有してなる固体触媒成分、の反応生成物を含有してなる、プロピレン等の重合用触媒。【効果】 ポリマーの生産性と立体特異性が高い。

請求項（抜粋）：

下記成分:a) Al-アルキル化合物、b) 1個以上の式RmSiYnXp[式中、Rは炭素数が1〜20のアルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキル、シクロアルキル基であり、Yは-OR′、-OCOR′、-NR′2であり、ここでR′はRとは同一であるか又は異なっておりそしてRと同じ意味を有し、Xはハロゲンもしくは水素原子又は-OCOR′′、-NR′′2基であり、ここでR′′はR′と等しいか又は異なっており、そしてR′と同じ意味を有し、m、n及びpはそれぞれ、mは0〜3、nは1〜4、そしてpは0〜1の数であり、そしてm+n+pは4に等しい]のけい素化合物c) 必須担体としての活性形の無水のMgジハライド、並びに該ジハライド上に担持されているTi-ハライド又はTi-ハロアルコレート及び下記の群の化合物から選択されたエステル:1.1 エステル系カルボニル基の少なくとも1個が第三級もしくは第四級炭素原子と又は炭素数が少なくとも4の直鎖状もしくは分枝鎖状の鎖と結合している飽和ポリカルボン酸のモノ及びポリエステル、1.2 オルト位置にCOOH基を有する芳香族ジカルボン酸のモノ及びジエステルであって、そのCOOR基のヒドロカルビル基Rの少なくとも1個が3〜20個の炭素原子を有する芳香族ジカルボン酸、ただしフタル酸を除く、のモノ及びジエステル、1.3 オルト位置に少なくとも2個の水酸基を含有している芳香族ヒドロキシ化合物のモノ及びポリエステル、1.4 少なくとも1個の水酸基がカルボキシ基に対するオルト位置にある芳香族ヒドロキシ酸のエステル、1.5 式CO(OR)2(ここで、同一であっても又は異なっていてもよいR基の少なくとも1個は炭素数が3〜20のヒドロカルビル基である)の炭酸のエステル、を含有してなり、ここで活性形の該無水Mgジハライドは1m2/g表面積を有する対応するハライドのスペクトル中に現れる最も強い回析線が相対強度において減少し、そして、広がってハロを形成するか、或いは、最も強い線の面間距離に関してシフトした強度ピークをもつハロにより置き換っているX線粉末スペクトルを示し、且つ、30〜40m2/gより大きい表面積を有する固体触媒成分、の反応生成物を含有してなる、式CH2=CHR[式中、Rは炭素数が1〜4のアルキル基又はアリール基を表わす]のオレフインまたは該オレフインエチレンの混合物の重合用触媒。

IPC (2件)：

C08F 4/646 MFG ,  C08F 10/00