特許
J-GLOBAL ID:200903002476085070

溶融物移動分割ブッシュおよび射出成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-302823
公開番号(公開出願番号):特開平11-192641
出願日: 1998年10月23日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 複数種の溶融物の効率的な多層射出。【解決手段】 多層射出成形装置が、後方溶融物分配マニホールドから心合わせされた加熱ノズルまで前方溶融物分配マニホールド内の開口部を貫通した一体型の移動・分割ブッシュを有する。各ブッシュは2層または3層が一体になっており、これらの層は穿孔もしくは加工されて、層間の溶融物導管に接続する溶融物穴を形成する。これによって、後方溶融物分配マニホールドからのひとつの溶融物の流れが、数個の孔部に分かれ、心合わせされた加熱ノズルの環状溶融物流路まで貫通する。ブッシュが、前方溶融物分配マニホールドからの溶融物の第2流れを、心合わせされた加熱ノズル内の他の環状流路にも分けられるようになっている態様もある。
請求項(抜粋):
複数の加熱ノズルを金型内に有する多数個どりホットランナー射出成形装置に使用される、後方端部と前方端部を有する溶融物移動分割ブッシュで、溶融物をブッシュの後方端部上の共通入り口からこのブッシュを貫通する第1溶融物通路を通って移動させ、ブッシュ内でブッシュの前方端部上の間隔を有して設けられた四つの穴に分割させるための前記ブッシュにおいて、このブッシュが、一緒に一体型結合する第1層および第2層を少なくとも有し、この第1層が、背面、前面、および、第1層で分かれて前記背面上の共通入り口から前記前面上の間隔を有して設けられた二つの出口まで延びるようになった前記第1溶融物通路の一部を含み、前記第2層が、背面、前面、およびこの背面から第2層を貫通し前面に至り間隔を有して設けられた四つの穴を含み、前記第1層の前面と第2層の背面で一対の溶融物導管を形成する整合溝を有し、各溶融物導管が、前記第1層の前面上の出口のひとつから前記第2層を貫通する間隔を有して設けられた四つの穴のうちの二つに分岐し、これによって、前記第1溶融物通路が、前記溶融物移動分割ブッシュの後方端部上の共通入り口から、第1層、二つの溶融物導管、および第2層を貫通する間隔を有して設けられた四つの穴を貫通し、前記溶融物移動分割ブッシュの前方端部に至るようになっていることを特徴とする、溶融物移動分割ブッシュ。

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