特許
J-GLOBAL ID:200903002477521728

ケーブル貫通部の防火構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-205658
公開番号(公開出願番号):特開平7-046739
出願日: 1993年07月28日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【目的】 コンクリート壁等を貫通するケーブルに対して耐火閉鎖部材を設ける際に、耐火閉鎖部材の構成を簡素化できるとともに、壁等の一方の側から工事を行い得るようにする。【構成】 コンクリート壁5に設けた貫通穴6を通して、ケーブル1を支持するケーブルラック2を設ける場合に、前記貫通穴の一方の側に耐火板21を取り付けて、耐火閉鎖部材20を構成する。前記耐火閉鎖部材20は、耐火板21に設けた開口部を介して、ケーブルラックの上下の部分に上水平板部材30、下水平板部材31を配置し、ケーブルラックの周囲と内部に隙間を生じないように耐火パテ28を充填し、ケーブルの周囲を閉鎖できるようにする。したがって、本発明においては、壁等の一方の側のみから工事を行うことができるので、制約の多い場所での耐火閉鎖部材の形成工事を容易に行うことができる。
請求項(抜粋):
コンクリート壁等の耐火壁に設けた貫通穴を介してケーブルを貫通させ、前記ケーブルを配置する貫通穴を耐火部材により閉じる防火構造において、前記コンクリート壁に設けた貫通穴の一方の側に対応させて壁の側面に耐火板を配置し、耐火板とコンクリート壁の間に耐火性を有するパテ部材を充填し固定手段により固定し、前記耐火板に設けた開口部にケーブルを貫通させるとともに、前記ケーブルの上下の面に耐火性を有する板部材を配置し、前記上下の耐火板部材の間を耐火パテにより充填することを特徴とするケーブル貫通部の防火構造。
IPC (2件):
H02G 3/22 ,  F16L 5/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭64-026319

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