特許
J-GLOBAL ID:200903002489769920

表面性状が良好な極薄鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-286427
公開番号(公開出願番号):特開2000-119802
出願日: 1998年10月08日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】【課題】 表面性状が良好で錆び発生などの問題が生じ難く、圧延方向の引張強度が540 MPa 以上で板厚が0.2 mm以下の極薄鋼板、めっき鋼板とその製造方法を提案する。かような鋼板は、DRD缶用として好適である。【解決手段】 極低炭素鋼であって、Ti:0.015 〜0.10wt%、Al:0.001 〜0.01wt%、N:0.02wt%以下及び Ca,REM の1 種又は2 種を合計で0.0005〜0.01wt%を含み、更に、S及びCa,REM の1 種又は2 種の含有量が次式S- 5×((32/40) Ca+(32/140) REM) ≦0.0014wt%の関係を満たして残部はFe及び不可避的不純物の組成になり、かつ、粒径1 〜50μm の酸化物系介在物がTi酸化物及びCaO ,REM 酸化物の1 種又は2 種を含有しする鋼板。
請求項(抜粋):
C:0.01〜0.10wt%、Si:0.2 wt%以下、Mn:0.05〜1.0 wt%、P:0.02wt%以下、Ti:0.015 〜0.04wt%、Al:0.001 〜0.01wt%、N:0.02wt%以下及びCa,REM の1 種又は2 種を合計で0.0005〜0.01wt%を含み、更に、S及びCa,REM の1 種又は2 種の含有量が次式S- 5×((3/40) Ca +(32/140) REM) ≦0.0014wt%の関係を満たして残部はFe及び不可避的不純物の組成になり、粒径1 〜50μm の酸化物系介在物がTi酸化物及びCaO ,REM 酸化物の1 種又は2 種を含有し、圧延方向の引張強度が540 MPa 以上で板厚0.2 mm以下の表面性状が良好な極薄鋼板。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/50
FI (3件):
C22C 38/00 301 S ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/50

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