特許
J-GLOBAL ID:200903002498446351

オレフィン類の気相重合

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-509405
公開番号(公開出願番号):特表平9-502761
出願日: 1994年09月16日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】改良された加工性を示すエチレンポリマー類を製造する新規な気相流動床方法。複数の反応槽を直列または並列で用いてインサイチューブレンドポリマー類を製造することができる。拘束幾何触媒を少なくとも1基の反応槽内に存在させる限り、所望特性を示すインサイチューブレンドポリマーを得るに必要な量で各反応槽に個別に拘束幾何触媒または通常のチーグラー・ナタ触媒を入れることができる。本発明に従い、高いせん断応力条件下でもメルトフラクチャーを受けにくいオレフィンポリマー類を製造することができる。
請求項(抜粋):
エチレンポリマーを製造する流動床気相方法であって、 A) 1)式:[式中、Mは、形式的酸化状態が+3または+4の4族金属であり、Lは、環状で非局在化していて芳香族的でアニオン性のπ系を含む基であり、これを通してL基がMに結合しており、そしてこのL基はまたZに結合しており、ここで、上記L基は60個以下の非水素原子を有し、Zは、LとYの両方に共有結合していてホウ素または元素周期律表の14族の一員を含む部分であり、ここで、上記部分は60個以下の非水素原子を有し、Yは、窒素、燐、硫黄または酸素を含む部分であり、これを通してYがZとMの両方に共有結合しており、ここで、上記部分は25個以下の非水素原子を有し、X’は、各場合とも独立して、40個以下の非水素原子を有するルイス塩基であり、Xは、各場合とも独立して、20個以下の非水素原子を有する一価のアニオン部分であるが、しかしながら、いずれのXも、Mにπ結合する芳香族基でない場合、任意に、2つのX基が一緒に共有結合して、両方の原子価がMに結合する二価のジアニオン部分を形成していてもよいか、或は更に任意に、1つ以上のXと1つのX’基が一緒に結合し、それによって、両方がMに共有結合しそしてルイス塩基官能性でそれに配位する部分を形成していてもよいことを条件とし、qは、0から1の数であり、そしてnは、Mの形成的酸化状態に応じて1または2である]に相当する金属錯体、および 2)アルモキサン以外の中性ルイス酸、並びに非ポリマー状で適合性を示す、非配位性の、イオンを形成する化合物、から成る群から選択される活性化用共触媒、または B) 活性化量でアルモキサンが存在していない、活性化技術を用いて上記式で表される錯体を活性触媒に変化させることで生じさせた反応生成物、を含む触媒にエチレンまたはエチレンと少なくとも1種の共重合性アルファ-オレフィンもしくはジオレフィンを重合条件下で接触させることで反応を起こさせることを含む方法。
IPC (3件):
C08F 4/642 MFG ,  C08F 2/34 MCG ,  C08F 10/00
FI (3件):
C08F 4/642 MFG ,  C08F 2/34 MCG ,  C08F 10/00

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