特許
J-GLOBAL ID:200903002500114310

ファクシミリ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 稔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-284916
公開番号(公開出願番号):特開平9-130618
出願日: 1995年11月01日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】 ファクシミリ装置間の暗号通信に用いられる暗号鍵を通信の度に作成して通信相手に送信することによって、内部に予め暗号鍵を記憶しておくことなしに使用する暗号鍵を一致させ、暗号通信文の機密性の強化を図る。【解決手段】 受信側は、公開鍵と秘密鍵とを公開鍵情報生成部2で生成し、公開鍵を送信側に送信し、送信側は、暗号鍵生成部4によって画データを暗号化処理するための暗号鍵を生成し、その暗号鍵を受信側から受信した公開鍵を用いて暗号化処理し、受信側に送信する。受信側は、作成した秘密鍵を用いて送信側から受信した暗号化暗号鍵を暗号鍵復号化部によって復号処理する。これにより、暗号鍵を送信側と受信側とで共有することができ、受信側は送信側から受信した暗号画データを暗号鍵を用いて復号する。
請求項(抜粋):
画情報を暗号化する機能を有し、ファクシミリ通信手段により暗号化画情報の送信を行うファクシミリ装置であって、画情報を暗号化するための秘密鍵暗号方式の暗号鍵を生成する暗号鍵生成手段と、前記暗号鍵生成手段により生成された暗号鍵と送信側装置固有番号とを受信側から受信した公開鍵を用いて暗号化処理する暗号鍵暗号化手段と、前記暗号鍵生成手段により生成された暗号鍵を用いて画情報を暗号化処理する画情報暗号化手段と、受信側から公開鍵を受信し、受信した公開鍵を用いて前記暗号鍵暗号化手段により暗号化された暗号鍵および送信側装置固有番号を受信側に送信し、受信側から暗号通信許可の通知を受けた場合には前記画情報暗号化手段により暗号化された画情報の受信側への送信を開始し、受信側から暗号通信不可の通知を受けた場合には通信を終了するように通信を制御する送信制御手段と、を有することを特徴とするファクシミリ装置。

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