特許
J-GLOBAL ID:200903002500963350

鋼材の接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-339132
公開番号(公開出願番号):特開平5-077063
出願日: 1991年12月21日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】【構成】被接合材より低融点のアモルファス金属のインサート材3を被接合面間に挿入し、インサート材の融点以上で被接合材の融点以下の温度域に加熱し、加圧して被接合材1および2を液相拡散接合する。次いで、その接合部を被接合材のAc3 点からAc3 + 150°Cまでの温度域に加熱し、 0.3°C/秒以上の冷却速度で冷却する熱処理を施す。冷却速度が30°C/秒以上の場合は、Ac1点からAc1- 100°Cまでの温度域に再加熱する熱処理を施すことにより靱性が一層向上する。接合部の熱処理の前、または後に、接合部にアーク溶接を施してもよい。【効果】液相拡散接合により低下した接合部の靱性が接合部に熱処理を施すことにより向上し、さらに、接合部にアーク溶接を施せば、疲労強度が著しく改善される。このため、高能率の液相拡散接合法を強度部材の接合に採用することができる。
請求項(抜粋):
被接合面間に被接合材より低融点のアモルファス金属のインサート材を挿入し、そのインサート材の融点以上でかつ被接合材の融点以下の温度域に加熱し、加圧して被接合材を液相拡散接合した後、その接合部を被接合材のAc3 点からAc3 + 150°Cまでの温度域に加熱し、 0.3°C/秒以上の冷却速度で冷却する熱処理を施すことを特徴とする鋼材の接合方法。
IPC (5件):
B23K 20/00 310 ,  B23K 9/00 101 ,  B23K 9/025 ,  C21D 9/52 101 ,  C22C 45/02

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