特許
J-GLOBAL ID:200903002510243429

偏心揺動型遊星歯車装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-147352
公開番号(公開出願番号):特開2005-330981
出願日: 2004年05月18日
公開日(公表日): 2005年12月02日
要約:
【課題】 遊星歯車装置11の大型化を防止しながら出力トルクを大幅に増大させる。 【解決手段】 外歯歯車18の内歯歯車に対する偏心量Hを内歯(ピン)14の半径Rの 0.5倍以上としたので、内歯歯車の中心Oから集合点Cまでの距離L(偏心量Hに内歯14の歯数Zを乗じることで求められる)が従来より大と、即ち、集合点Cの位置が半径方向外側に大きく移動し、これにより、前記作用線Sが外歯歯車18に対して従来より接線方向側に大きく傾斜して、駆動分力Kの接線方向成分が増大し、この結果、内、外歯14、19の噛み合い歯数に変化のない場合には、出力トルクが大幅に増大する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
内周に多数の円柱状ピンで構成された内歯が設けられた内歯歯車と、少なくとも1個のクランク軸孔および複数の貫通孔が形成され、外周にトロコイド歯形からなり前記内歯に噛み合うとともに、該内歯より1個だけ歯数が少ない外歯を有する外歯歯車と、各クランク軸孔に挿入され、回転することで外歯歯車を偏心揺動させるクランク軸と、前記クランク軸を回転可能に支持するとともに、各貫通孔に挿入された複数の柱部を有する支持体とを備えた偏心揺動型遊星歯車装置において、前記外歯歯車の内歯歯車に対する偏心量をH、内歯を構成するピンの半径をRとしたとき、前記偏心量Hを半径Rの 0.5〜 1.0倍の範囲内となすとともに、各外歯を歯先から所定量だけ切除して外歯と内歯歯車の内周との干渉を回避するようにしたことを特徴とする偏心揺動型遊星歯車装置。
IPC (1件):
F16H1/32
FI (1件):
F16H1/32 A
Fターム (10件):
3J027FA36 ,  3J027FC08 ,  3J027FC12 ,  3J027GB03 ,  3J027GC02 ,  3J027GD03 ,  3J027GD07 ,  3J027GD13 ,  3J027GE11 ,  3J027GE14
引用特許:
出願人引用 (1件)

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