特許
J-GLOBAL ID:200903002513187988

空気調和機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大胡 典夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-269906
公開番号(公開出願番号):特開平5-106946
出願日: 1991年10月18日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 潤滑不良による圧縮機の故障の発生を防止した空気調和機を提供する。【構成】 冷・暖房が行える冷凍サイクル21で、圧縮機22に内部油温度Toを検出する油温度センサ27を、室内熱交換器24に冷媒の凝縮温度Tcを検出する凝縮温度センサ28を設け、また膨張弁26の開度を制御し且つ凝縮温度Tcを記憶する制御装置30とを設け、さらに除霜運転で内部油温度Toが除霜開始時の凝縮温度Tc1 より高くなるように、膨張弁26の開度を制御して行う。これにより除霜運転によって液バックが生じて内部油温度Toが低下しても、膨張弁26の開度が制御されて凝縮温度Tc1 より低下することがなく、そのため除霜運転が終了し、暖房運転を再開して凝縮温度Tcが上昇しても、凝縮温度Tcよりも内部油温度Toの方が高くなるため、圧縮機22内の油の潤滑性能を確保でき、圧縮機が故障することがない。
請求項(抜粋):
圧縮機と、この圧縮機に接続された四方弁と、この四方弁の流出入口に連設された室内熱交換器、弁開度を制御可能にした膨張弁及び室外熱交換器と、前記圧縮機の内部油温度を検出する油温度検出手段と、前記室内熱交換器での冷媒の凝縮温度を検出する凝縮温度検出手段と、この凝縮温度を記憶しかつ前記膨張弁の開度を制御する制御部とを備えてなり、吐出冷媒を前記室外熱交換器に流入させて除霜運転を行うに際し、前記圧縮機の内部油温度が前記室内熱交換器での除霜開始時の冷媒の凝縮温度より高くなるように、前記膨張弁の開度が制御されるものであることを特徴とする空気調和機。
IPC (2件):
F25B 47/02 550 ,  F24F 11/02 101

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