特許
J-GLOBAL ID:200903002513974025

自動車の車体前部構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-139874
公開番号(公開出願番号):特開2002-331966
出願日: 2001年05月10日
公開日(公表日): 2002年11月19日
要約:
【要約】【課題】 オフセット衝突時にキャビンの非衝突方向への回転移動によるフロントサイドメンバの車幅方向の折れ変形の防止を図る。【解決手段】 車両のオフセット衝突に対しては、フロントサイドメンバ7とアウトリガー部10とを平面視して略同一幅に形成してあって、フロントサイドメンバ7の外側壁7aとアウトリガー部10の外側壁10aとが連続している一方、内側壁7b,10bが前後方向に離間して不連続となった脆弱部12としてあるため、衝突入力で脆弱部12が圧潰することによりキャビン6が非衝突方向へ回転移動した際にフロントサイドメンバ7の車幅方向の曲げ荷重が吸収されて同方向の折れ曲がり変形が回避され、前記外側壁7a,10a同志が突き当たることによりフロントサイドメンバ7とアウトリガー部10とを平面視して略直線状とさせて衝突荷重をサイドシル9へ伝達させることができる。
請求項(抜粋):
閉断面に形成されてパワーユニット搭載ルームの車幅方向両側部に車体前後方向に直状に配置したフロントサイドメンバの後端部に、ダッシュパネルの縦壁前面からトーボード下面に廻り込んで接合された閉断面のエクステンション部を設けた構造において、前記エクステンション部を、平面視してフロントサイドメンバの後端から外側壁を共有して車幅方向外側に向けて曲折され、後端をフロアサイドに車体前後方向に延在配置したサイドシルの前端部に結合したアウトリガー部と、フロントサイドメンバの後端から車幅方向内側に張り出した張り出し部と、で構成し、前記アウトリガー部とフロントサイドメンバの外,内側壁間を略同一幅に設定すると共に、該アウトリガー部の内側壁とフロントサイドメンバの内側壁とを、前後方向に適宜の間隔をおいて離間して不連続として、該不連続部分を脆弱部として設定したことを特徴とする自動車の車体前部構造。
Fターム (5件):
3D003AA01 ,  3D003BB01 ,  3D003CA05 ,  3D003CA09 ,  3D003CA18
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 車体構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-202050   出願人:日産自動車株式会社

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