特許
J-GLOBAL ID:200903002515122344
火災リスク評価装置及び火災リスク評価プログラム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
中島 淳
, 加藤 和詳
, 西元 勝一
, 福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-103234
公開番号(公開出願番号):特開2008-262303
出願日: 2007年04月10日
公開日(公表日): 2008年10月30日
要約:
【課題】災時に想定される火災進展パターンを全て生成し、火災継続時間を考慮して建物の防災性能を定量的に評価することを目的とする。【解決手段】火災進展パターン生成手段14の火災フェーズ生成手段24が入力設定22に基づいて予め定めた火災の鎮火パターンを表す火災フェーズ毎に想定し得る火災進展パターンを全て生成し、火災進展パターン生成手段14の発生確率算出手段26が入力設定22の情報に基づいて火災継続時間に応じた防災設備条件の各防災設備能力を求めて、防災設備能力に基づいて火災フェーズ毎の各火災進展パターンの発生確率を算出し、被害状況算出手段16が焼損面積、水損面積、及び煙損面積を算出し、被害額算出手段18が焼損額、水損額、及び煙損面積を算出し、リスク算出手段20が各機能構成による処理に基づいて火災リスクを総合的に評価するための指標を算出する。【選択図】図2
請求項1:
建物に関する情報、建物価格、出火室、防災設備条件、及び火災継続時間を入力設定するための設定手段と、
前記設定手段によって入力設定された建物に関する情報及び出火室に基づいて、予め定めた基本的な火災フェーズ毎に想定し得る火災進展パターンを全て生成する生成手段と、
前記設定手段によって入力設定された防災設備条件及び火災継続時間に基づいて、火災継続時間に応じた防災設備条件の各防災設備能力を求めて、該防災設備能力に基づいて、前記生成手段によって生成された前記火災フェーズ毎の各火災進展パターンの発生確率を算出する発生確率算出手段と、
前記設定手段によって入力設定された建物に関する情報に基づいて、各前記火災進展パターンの被害状況を算出する被害状況算出手段と、
前記設定手段によって入力設定された建物価格及び前記被害状況算出手段の算出結果に基づいて、損害額を算出する損害額算出手段と、
前記発生確率算出手段の算出結果と、前記被害状況算出手段又は前記損害額算出手段の算出結果とに基づいて、所定の被害を超過する損害が生じる可能性を表す超過確率を算出するリスク算出手段と、
前記リスク算出手段の算出結果を表示する表示手段と、
を備えた火災リスク評価装置。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許: