特許
J-GLOBAL ID:200903002516534450

エレベーターの保全装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-098763
公開番号(公開出願番号):特開平5-270755
出願日: 1992年03月25日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 エレベーター駆動電動機の異常を来たしたインバータの素子を特定、記憶することにより、安全かつ容易にエレベーターを復旧し、かつ、信頼性の高いエレベーターの保全装置を提供することにある。【構成】 インバータの出力電流を検出する電流検出器から電流値をマイクロコンピュータに取り込み、マイクロコンピュータにおいて、この検出値と期待する電流値との間に所定値以上の偏差があった場合には、異常モードを判定、記憶すると共に、異常時の電流値を記憶する。ここで、異常モードは、インバータを形成する自己消弧素子に所定の点弧パターンを与え、自己消弧素子の不導通故障または導通故障をこの点弧パターンから判定できるように形成する。そして、この異常モードから異常自己消弧素子を特定し、記憶する。
請求項(抜粋):
交流電力を直流電流に変換し、該直流電力を交流電力に変換する自己消弧素子からなるインバータと、該インバータの出力に接続し、エレベータを駆動する電動機と、前記インバータの出力電流を検出する電流検出器と、前記自己消弧素子を制御するベースドライブ回路と、該ベースドライブ回路に駆動指令を与えるマイクロコンピュータを備えたエレベーターにおいて、前記電流検出器により検出した電流値を前記マイクロコンピュータに取り込み、期待する電流値との偏差が所定値以上になると、異常モードを判定、記憶すると共に、異常時の電流値を記憶することを特徴とするエレベーターの保全装置。
IPC (3件):
B66B 3/00 ,  B66B 5/02 ,  H02P 7/63 302

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