特許
J-GLOBAL ID:200903002519487037

油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-072965
公開番号(公開出願番号):特開2001-263405
出願日: 2000年03月15日
公開日(公表日): 2001年09月26日
要約:
【要約】【課題】 ピストンの作動初期における減衰力を高くできる油圧緩衝器において、部品点数を削減でき、且つピストンの低速域で発生する減衰力を可変とすること。【解決手段】 減衰力発生バルブ装置40(50、60)と減衰力可変バルブ装置70(80、90)を設けてなる油圧緩衝器10であって、減衰力発生バルブ装置50が、オリフィス51Aを備えた第1サブディスクバルブ51と、第2サブディスクバルブ52と、サブバルブシート53と、メインディスクバルブ54〜56と、メインバルブシート57と、スリット58A、つば部58Bを備えたリング58とを有してなるもの。
請求項(抜粋):
シリンダにピストンロッドを挿入し、ピストンロッドに設けたピストンによりシリンダ内にピストン側油室とロッド側油室とを区画し、前記ピストンにピストン側油室とロッド側油室とを連通可能とするメイン油路と、該メイン油路内の作動油の流動を制御して減衰力を発生させる減衰力発生バルブ装置とを設け、前記ピストンロッドに上記ピストンに設けたメイン油路をバイパスしてピストン側油室とロッド側油室とを連通可能とするバイパス油路と、該バイパス油路の開口面積を調整することにより、該バイパス油路内の作動油の流動を制御して減衰力を発生させる減衰力可変バルブ装置とを設けてなる油圧緩衝器であって、前記減衰力発生バルブ装置が、前記ピストンのピストンラウンド面にメイン油路と減衰力可変バルブ装置のバイパス油路を共に開口し、前記ピストンのピストンラウンド面に開口するメイン油路を開閉するように設けられるとともに、前記ピストンのピストンラウンド面に開口する減衰力可変バルブ装置のバイパス油路に連通するオリフィスを備えてなる第1サブディスクバルブと、第1サブディスクバルブに当接し、該オリフィスを閉塞する第2サブディスクバルブと、第2サブディスクバルブに当接するサブバルブシートと、サブバルブシートに当接するメインディスクバルブと、メインディスクバルブに当接するメインバルブシートと、第1サブディスクバルブとメインディスクバルブの間に介装され、第2サブディスクバルブの撓みを許容する間隔を形成するとともに、該間隔をシリンダ内の油室に連通するスリットを備えてなるリングとを有してなる油圧緩衝器。
IPC (2件):
F16F 9/348 ,  F16F 9/44
FI (2件):
F16F 9/348 ,  F16F 9/44
Fターム (6件):
3J069AA53 ,  3J069CC13 ,  3J069DD50 ,  3J069EE05 ,  3J069EE28 ,  3J069EE36

前のページに戻る