特許
J-GLOBAL ID:200903002521908740

DS-CDMAシステムにおける信号受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 英生 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-236777
公開番号(公開出願番号):特開2000-068979
出願日: 1998年08月24日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】【課題】 マルチパスの相互相関による干渉を除去するDS-CDMAシステムにおける信号受信装置を提供する。【解決手段】 パスkのインパルスレスポンスを推定し、このインパルスレスポンスを表す基準値W(k)を固定して、Rake部21で出力データDRを検出する。また、電力最大パス検出器31は、基準信号W(k)に基づいて、電力が最大となるパスPを選択する。干渉キャンセラ33においては、Rake部21から出力されたデータを初期データとして、電力が最大となるパスP以外のパスにおける、同期検波および逆拡散を行う以前の信号を生成して干渉レプリカとし、パイロットチャンネルの干渉レプリカとともに、受信信号から差し引いて、電力が最大のパスPについて再び逆拡散および同期検波を行う。
請求項(抜粋):
DS-CDMAシステムにおける信号受信装置であって、受信信号を入力してK個(Kは2以上の整数)のパスに対するインパルスレスポンスを推定するインパルスレスポンス推定手段、前記インパルスレスポンス推定手段の出力から電力が最大となるパスを選択するパス選択手段、前記受信信号に対し、前記K個のパスにおける少なくとも自局のユーザチャンネルについて逆拡散を行う逆拡散手段、前記逆拡散手段の出力信号に対して同期検波を行うことにより、少なくとも前記自局のユーザチャンネルの初期データを出力する初期データ出力手段、前記初期データに基づいて、前記電力が最大となるパスを少なくとも除いたパスにおける、前記同期検波および前記逆拡散を行う以前の信号を生成することにより、前記電力が最大となるパスを少なくとも除いたパスにおける、少なくとも前記自局のユーザチャンネルの前記受信信号を仮想的に生成する干渉レプリカ生成手段、および、前記受信信号から前記干渉レプリカ生成手段の出力信号を差し引いた信号に対し、前記電力が最大となるパスにおける少なくとも前記自局のユーザチャンネルについて再び前記逆拡散を行い、再び前記逆拡散が行われた信号に対し、少なくとも前記自局のユーザチャンネルについて再び前記同期検波を行うことにより、少なくとも前記自局のユーザチャンネルのデータを出力するデータ出力手段、を有することを特徴とするDS-CDMAシステムにおける信号受信装置。
Fターム (3件):
5K022EE02 ,  5K022EE32 ,  5K022EE35

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