特許
J-GLOBAL ID:200903002528143677

塗料スラッジ除去装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂口 嘉彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-289847
公開番号(公開出願番号):特開平7-116666
出願日: 1993年10月27日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 塗料ミストを取り込んだ洗浄水から十分に塗料スラッジを粘性を失わせて分離でき、且つ多くの労力を要することなく、分離した塗料スラッジを装置から除去出来る塗料スラッジ除去装置を提供する。【構成】 本発明による塗料スラッジ除去装置は、循環槽1と、その上方に配置された処理槽2とを備えている。循環槽は塗装ブースから還流した洗浄水の流入部と、塗装ブースへ還流する洗浄水の流出部を含む。処理槽は複数のアルミニウム電極板3を含み、外部にフィルター8を内蔵するスラッジ受槽9が配設されている。
請求項(抜粋):
循環槽と、循環槽よりも上方に配設された処理槽とを備え、循環槽は、塗装ブースから還流した洗浄水の流入部を含む第1区画と、塗装ブースへ還流する洗浄水の流出部を含む第2区画とを有し、第1区画と第2区画とはストレーナーによって区分され、処理槽は、上下に延在する第1流路と、第1流路に隣接して上下に延在し上方部分が第1の堰を介して第1流路の上方部分に連通する第2流路と、第2流路に隣接して上下に延在し下方部分が第2流路の下方部分に連通する第3流路と、第3流路に隣接して上下に延在し上方部分が第2の堰を介して第3流路の上方部分に連通する第4流路と、第1流路と第2流路との上方に位置し第1流路の上方部分と第2流路の上方部分とに連通する第1遊水区画と、第3流路と第4流路との上方に位置し第3流路の上方部分と第4流路の上方部分とに連通する第2遊水区画とを有し、第1遊水区画と第2遊水区画とは壁により隔てられ、第1遊水区画の周壁には第3の堰が形成され、第2の堰は第1の堰よりも上方にあり、第3の堰は第2の堰よりも上方にあり、第1遊水区画の周壁と第2遊水区画の周壁とは第3の堰よりも上方へ延び、第1流路は、互いに所定間隔を隔てて配設され上下に延在する複数のアルミニウム電極板によって、所定の高さ方向の範囲が占有され、第1流路のアルミニウム電極板よりも下方の部分と循環槽の第1区画とは、ポンプが途上に配設された第5流路により連結され、第4流路と循環槽の塗装ブースへ還流する洗浄水の流出部の近傍域とは開閉可能な第6流路により連結され、第1遊水区画の周壁に形成された第3の堰に隣接して処理槽の外部に、フィルターを内蔵するスラッジ受け槽が配設され、スラッジ受け槽と循環槽とは第7流路により連結されていることを特徴とする塗料スラッジ除去装置。
IPC (4件):
C02F 1/463 ,  C02F 1/465 ,  B05B 15/04 104 ,  C02F 1/46 ZAB
引用特許:
出願人引用 (11件)
  • 凝集分離装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-094574   出願人:株式会社メックインターナショナル, ゼオテック・エル・アール・シー株式会社, トヨタ自動車株式会社
  • 塗料スラッジ回収が容易な静電凝集器付水洗式塗装ブース
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-266462   出願人:株式会社ジェイ・シイ・エス
  • 特開平1-194992
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