特許
J-GLOBAL ID:200903002530421501

放電加工用電源回路及び放電加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-124771
公開番号(公開出願番号):特開平7-299658
出願日: 1994年04月26日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 放電加工で、加工用主電源回路と、その一部を共用する加工面粗度の高速改善に有用な仕上げ加工用電源回路を切換えて使用する場合に、加工用主電源回路の不使用部を完全に遮断し、仕上げ加工用の放電電力を生成仕上げ加工電圧値や波形を変化させずに放電間隙に供給し、加工面粗度及び形状精度を向上させるようにする。【構成】 加工用主電源回路5として、電圧パルス供給回路6と、電流パルス供給回路8とを並設して備える。仕上げ加工用電源回路として電流パルス供給回路8を高周波の電流パルス供給回路10とし、高周波結合トランス13により1サイクルの交流に変換し、放電間隙に高周波交流電圧として供給するとともに、電圧パルス供給回路6を主電源回路5の出力との間に挿設した機械的開閉スイッチ6Eにより切り離すように構成する。
請求項(抜粋):
加工用電極と被加工体とからなる放電間隙に、直流電圧源と電流制限抵抗とオン・オフ電子スイッチ素子とを直列に接続した電圧パルス供給回路を並列に接続すると共に、第2の直流電圧源と第2のオン・オフ電子スイッチ素子とを直列に接続した直列回路中に電流制限抵抗を有しない電流パルス供給回路を並列に接続し、前記電圧パルス供給回路のオン・オフ電子スイッチ素子のオン後印加電圧パルスに基づく放電間隙での放電開始に応じ上記第2のオン・オフ電子スイッチ素子に所定時間幅のオン信号を供給するようにした放電加工用電源回路に於いて、前記第2のオン・オフ電子スイッチ素子のゲート入力に切換え可能に高周波のオン・オフゲート信号回路が設けられ、前記各電圧及び電流パルス供給回路の両端出力と放電間隙との間に、捲回された1次巻線と2次巻線とを有するリングコアの高周波結合トランスと、前記出力を放電間隙と1次巻線との接続に切換え得ると共に前記放電間隙を前記出力と2次巻線との接続に切換え得る切換えスイッチとを設け、前記加工用電源回路による荒加工後の仕上げ加工に際し、前記第2のオン・オフ電子スイッチ素子のゲート入力を前記高周波のゲート信号回路に切換えると共に、前記切換えスイッチの切換え操作により前記電流パルス供給出力を前記1次巻線に又放電間隙を2次巻線出力に接続し、更に前記電圧パルス供給回路を前記出力との間に設けた機械的開閉スイッチによって電流パルス供給回路から切り離して前記放電間隙に高周波交流電圧を供給し、仕上げ放電加工するように構成して成ることを特徴とする放電加工用電源回路。
IPC (2件):
B23H 1/02 ,  B23H 7/04

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