特許
J-GLOBAL ID:200903002532093323

無線チャネル設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-054816
公開番号(公開出願番号):特開平7-245778
出願日: 1994年03月02日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】【目的】 TDMAマルチキャリア移動通信システムにおいて、複数の異速度呼種が混在する場合に、端数出線効果を減少させると共に大群化効果の得られる無線チャネル設定方法を提供することを目的とする。【構成】 高速呼には2個のスロットを割当て低速呼には1個のスロットを割当てる。空きチャネルの検索は、スロット及びキャリアで定められるチャネルに対し、所定の検索開始位置からスロット順及びキャリア順(又はキャリア順及びスロット順)に所定の順序で行う。低速呼に対する検索開始位置は、高速呼の検索における最終検索位置であり、低速呼における検索順序は高速呼のときの反対方向である。
請求項(抜粋):
複数の無線基地局と、該基地局と通信可能な地域に位置する無線端末とにより構成され、各無線基地局はキャリア番号とスロット番号で規定される複数の無線チャネルの使用が可能であり、各無線基地局は個別に通信使用する無線チャネルを前記複数無線チャネルの中から選択し、当該無線基地局と前記無線端末は、選択された無線チャネルを使用して通信を行うTDMAマルチキャリア移動通信システムにおいて、高速呼、低速呼の2種類の異速度呼種が混在した場合に、高速呼には複数の第1の数の無線チャネルを割当て、低速呼には第1の数より少ない第2の数の無線チャネルを割当て、検索対象チャネルが、高速呼であるか低速呼であるかに従って、所要の帯域幅を満足する無線チャネルの数を、各キャリア毎に、スロット番号で指定する第1のステップと、高速呼に対しては第1の検索開始キャリアから開始し、低速呼に対しては第2の検索開始キャリアから開始して、全てのキャリアに対し順次チャネルを検索して、スロットが使用可能であるか否かを検索し、使用可能なスロットが検索されたときは当該スロットを通信チャネルに設定する第2のステップと、第2のステップで全てのキャリアに使用可能なスロットが検索されないときは、別のスロット番号により第1のステップ及び第2のステップをくり返す第3のステップとを有し、前記第2の検索開始キャリアは高速呼の検索のときに最後に検索されるキャリアであり、前記第1の検索開始キャリアは低速呼のときに最後に検索されるキャリアであり、検索順序は高速呼のときと低速呼のときとで相互に反対方向であることを特徴とする、無線チャネル設定方法。
IPC (2件):
H04Q 7/28 ,  H04Q 7/38
FI (3件):
H04B 7/26 110 Z ,  H04B 7/26 109 N ,  H04B 7/26 109 M

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