特許
J-GLOBAL ID:200903002533452076

放射線画像強調処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-253257
公開番号(公開出願番号):特開平10-105701
出願日: 1996年09月25日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】 放射線画像の強調処理において、ノイズが多く含まれる画像に対してはノイズ抑制を優先した強調処理を行い、ノイズが少ない画像に対しては本来の強調を優先した強調処理を行う。【解決手段】 放射線画像の撮影時に照射された放射線線量を表す線量情報を線量情報取得手段5により取得し、変換関数定義手段4において、その線量情報に基づき、撮影時の放射線線量が小さいほど所定の閾値以下の成分に対する信号の抑制の度合いが大きくなるように変換関数を定義し、定義された変換関数を、非線形処理手段3において画像信号の各周波数帯域成分を抑制するような変換処理を行う際に使用する。
請求項(抜粋):
所定の線量の放射線を照射することにより取得された放射線画像を表す原画像信号に基づいて互いに周波数応答特性が異なる複数の非鮮鋭マスク画像信号を作成し、前記原画像信号および前記複数の非鮮鋭マスク画像信号に基づいて前記原画像信号の周波数帯域ごとの信号を表す複数の帯域制限画像信号を作成し、該各帯域制限画像信号を所定の変換関数に基づいて該帯域制限画像信号の絶対値を抑制するように変換して複数の変換画像信号を作成し、該各変換画像信号を積算して得た積算信号を前記原画像信号に加算することにより該原画像信号の所定の周波数成分が強調された処理済画像信号を得る放射線画像強調処理方法において、前記複数の帯域制限画像信号の所定の閾値以下の成分に対する前記抑制の度合いが前記線量が小さいほど大きくなるように前記変換関数を定義することを特徴とする放射線画像強調処理方法。
IPC (3件):
G06T 5/20 ,  H04N 5/325 ,  G21K 4/00
FI (3件):
G06F 15/68 405 ,  G21K 4/00 Z ,  A61B 6/00 350 N
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-188941
  • 特開平1-239681

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