特許
J-GLOBAL ID:200903002537011260

液体用過充填防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武田 賢市 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-072761
公開番号(公開出願番号):特開2001-263598
出願日: 2000年03月15日
公開日(公表日): 2001年09月26日
要約:
【要約】【課題】 従来のダイヤフラムによるボンベ内への液体の過充填防止装置では、装置の横幅がボンベの上端開口部通路内を通過できる範囲の大きさに規制されて、大型のダイヤフラムを使用することができないために、液体の補給時間を短縮化できないという問題があるが、装置の横幅がボンベの上端開口部通路内を通過できる範囲の大きさに規制されていても従来のダイヤフラムよりも形状の大きいダイヤフラムを用いて補給時間を能率化できる過充填防止装置を提供する。【解決手段】 ボデー内に配置されるダイヤフラムとして、短軸がボンベの上端開口部の軸方向と直交した向きで該開口部内を通過できるような長さで、長軸が入口腔の軸方向と平行な向きとした楕円形のタ ゙イヤフラムを用いる手段、あるいは、複数個のタ ゙イヤフラムを互いに空間を隔てて同軸的に向かい合わせるように配置する手段、さらには、複数個のタ ゙イヤフラムを同一平面上に並列的に配置する手段によって、ボデー内に配置されるダイヤフラムの面積を従来の装置のような一個の円形ダイヤフラムの場合に比較して増大させて、補給時間の短縮化を図る。
請求項(抜粋):
液体ボンベ内に装着されて、ボンベ内への液体の過充填を防止する装置であり、入口腔の内奥にダイヤフラムを有し、該ダイヤフラムの一側には、一端を前記ダイヤフラムに接する弁座とする筒状弁座壁と、該弁座壁の内側に設けられたボンベ内へ通ずる出口腔と、前記弁座壁の外周に前記入口腔と連通するように設けられた環状流入室とを備えており、前記ダイヤフラムの他側のダイヤフラム室には、前記環状流入室との間を連通する細孔と、ボンベ内のフロートと連動するパイロット弁とを備えている液体用過充填防止装置において、入口腔の内奥に、長軸の方向を入口腔の軸方向と平行な向きとした楕円形のダイヤフラムを設けて、該ダイヤフラムの一側に長軸の方向を前記楕円形ダイヤフラムと平行な向きとした筒状弁座壁を備え、入口腔の一部に前記ダイヤフラムの閉止時に入口腔内に発生する急激な圧力増加を回避するためのリリーフ弁を備えている液体用過充填防止装置。
Fターム (4件):
3E072AA01 ,  3E072CA03 ,  3E072DA01 ,  3E072GA30

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