特許
J-GLOBAL ID:200903002543297419

エスケープメントシリンダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-252706
公開番号(公開出願番号):特開平11-082420
出願日: 1997年09月02日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 エスケープメントシリンダにおける、ピストンパッキンの摩耗や切れによる誤動作を防止する。【解決手段】 ロッド25,26のピストン側に縮径部25a,26aを設け、シリンダ本体に設けた溝34に、前進位置にあるロッドの縮径部端と後退位置にあるロッドの外面とに当接する外輪35aを有するボールベアリング35を、溝に沿って移動可能に設け、後退するロッドで押圧された外輪35aが縮径部端に係止して前進位置にあるロッドの位置を保持し、後退位置にあるロッドの前進によってこのロッドの位置保持を解除し、これによってピストンパッキン27の流路36,37の開口の横切りによる摩耗や切れをなくす。
請求項(抜粋):
第1,第2のシリンダと;これらのシリンダを摺動する第1,第2のピストンと;同じ方向に突出する第1,第2のロッドと;これらのピストンに設けたピストンパッキンによって気密に区画された第1,第2のヘッド側シリンダ室及び第1,第2のロッド側シリンダ室とを備え;第1,第2のヘッド側シリンダ室またはロッド側シリンダ室に給排される圧力流体によって、第1,第2のロッドを互いに反対の方向にストロークさせるエスケープメントシリンダにおいて、上記エスケープメントシリンダが、第1,第2のヘッド側シリンダ室と第2,第1のロッド側シリンダ室を連通させる第1,第2の流路と;第1または第2のロッドの後退により前進位置にある第2または第1のロッドの位置を保持し、後退した第1または第2のロッドの前進により上記位置保持が解除されるロッドの保持手段とを備えている、ことを特徴とするエスケープメントシリンダ。

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