特許
J-GLOBAL ID:200903002547223916

信号多重化方式

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-119080
公開番号(公開出願番号):特開平6-311124
出願日: 1993年04月22日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】ST-DFTを利用したフィルタのリップルの出現様態を変化せしめることにより副信号を付加する信号多重化方式を提供することを目的とする。【構成】標本化された入力信号よりサンプリング値列を得る操作を行い、各サンプリング値列について離散的フーリエ変換(DFT)を施すことによって離散的周波数成分に変換し、所望の周波数成分のみを抽出するフィルタリング処理を行った後、逆DFTを施し、これを合成することによって所望周波数成分のみをフィルタリングした信号を作出する時間依存フーリエ変換(ST-DFT)手段をして主信号とは別の情報を有する副信号を付加した上で伝送路に送出する信号多重化方式に於いて、前記離散的周波数成分について適宜その位相を変化した上でフィルタリング処理を行うことにより出力の振幅特性に現出するリップルを変化せしめ、該リップルの出現様態をもって副信号としたものである。
請求項1:
送信側に於いては主信号を所定の周期にてサンプリングし標本化された入力信号を、R個のサンプリングポイント分ずつ順次シフトさせながらN個のサンプリング値列を得る操作を行い、各サンプリング値列について離散的フーリエ変換(DFT)を施すことによって離散的周波数成分に変換し、夫々の周波数成分の所望周波数成分のみを抽出するフィルタリング処理を行った後、逆DFTを施し、これを所望数2Q個について合成することによって所望周波数成分のみをフィルタリングした信号を作出する時間依存フーリエ変換(ST-DFT)手段をして前記主信号とは別の情報を有する副信号を付加した上で伝送路に送出する信号多重化方式に於いて、前記ST-DFT手段が、前記離散的周波数成分について適宜その位相を変化した上でフィルタリング処理を行うことにより出力の振幅特性に現出するリップルを変化せしめ、該リップルの出現様態をもって副信号としたことを特徴とする信号多重化方式。
IPC (2件):
H04J 1/05 ,  H03H 17/02

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