特許
J-GLOBAL ID:200903002547479147
可変遅延回路の遅延時間測定装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-300620
公開番号(公開出願番号):特開平9-119962
出願日: 1995年10月24日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、可変遅延回路の遅延時間測定装置において、周期的なノイズがあっても、ノイズの影響を受けないで、遅延時間を正確に測定が出来る装置を提供する。【解決手段】 位相同期ループPLLをもちいて、VCO10の出力信号を分岐して、一方は被測定可変遅延回路21を経由させ、他方は直接に位相比較器40の入力信号として受けて位相比較する。該位相比較器40の出力をループフィルタ50の応答特性で制御電圧61をVCO10にフィードバックする。さらにVCO10の制御電圧61に周期ノイズの影響を拡散させるためのゆらぎを与える周波数拡散信号発生器70の信号を加算器60で加算する。このVCO10の周波数の平均値から遅延時間を周波数カウンタ20で測定する。
請求項1:
遅延時間を制御信号により可変でき、なおかつ期待遅延量に対する出力遅延量の誤差をキャリブレーションデータにより補正可能な可変遅延回路の遅延時間測定装置において、電圧により発振周波数が制御される電圧制御発振器(10)と、当該発振器の出力を分岐して、一方は被測定可変遅延回路(21)を経由して一端に受け、当該出力の他方は他端に受けて、位相比較する位相比較器(40)を設け、当該位相比較器(40)の位相誤差出力を電圧制御発振器(10)の制御電圧(61)としてフィードバックする帰還手段を設け、上記の制御電圧(61)にゆらぎを与える周波数拡散信号発生器(70)の信号を加算する加算器(60)を設け、上記電圧制御発振器(10)の平均化した周期を測定する測定手段(20)を設けたこと、を特徴とする可変遅延回路の遅延時間測定装置。
引用特許:
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